淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

ふぐ皮、いろいろ・・・

2011-02-09 22:17:56 | 調理場奮闘記

昨夜はひさしぶりにまとまった雨が降りました。

一夜明けた本日、伯父の畑でも玉ねぎの苗が喜んでおりました。 

 この時期はあまり水分は必要しないとはいえ、ここ一ヶ月以上、乾燥した風にさられじっと我慢してましたが

ようやく「ほっ。。」と一息ついているみたいに見えるのは、きっと気のせいなんでしょうね・・。

 

さて、そんな本日はすべてふぐ料理のお客さまでした。

朝イチでしいれたふぐを捌き、仕込んでいきます。

サメ肌と呼ばれるふぐの外皮は包丁で引いて仕上げます。

そんな‘外皮’と‘とうとうみ’、そして‘身皮’の三種を二日ほどポン酢ベースの特製の漬け地に漬けた・・

てっぴチリポン酢和えはすべてのふぐ料理にお出しさせていただいています。

これはヒレ酒とごいっしょに召し上がってください・・・日本酒がすすみます~。

また、てっさにも少し添えてあります。

これでてっさ2名様盛り・・けっこう、量あるでしょ・・。

 

その他、美福鍋では・・・

お鍋にぽとりと落とすコラーゲン玉や・・・

お鍋の前のお楽しみ・・・皮のしゃぶしゃぶにも使われるのです・・。

 

さばいて、サメ肌引いて、茹でて、刻んで・・と結構手間のかかるふぐの皮ですが

こうして脇役に留まらない今では貴重な部位のひとつです。

 

明日も、そして三連休もしっかり楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

さて、明日から淡路島で活躍されている鬼師、川崎忠之さんが神戸で個展を開かれます。

 

 JOURNEY MAN ー渡りの鬼板ー 鬼忠 川崎忠之展

代々受け継がれてきた鬼師としての腕を独創的に表現される空間を感じてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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コメント (6)
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