東京新宿恋の街

2023-09-23 13:38:00 | 青春歌謡
舟木一夫



口笛吹いたら ふり返る
スケート帰りの 可愛いゝ娘
お茶を飲もうか ドライブしよか
それともメトロの 散歩道
ごきげん ごきげん ごきげん
東京 新宿 恋の街

誰にも言えない 約束は
デイトの新宿 ターミナル
並ぶデパート 素敵な夢を
明るく彩どる ショッピング
ごきげん ごきげん ごきげん
東京 新宿 恋の街

ネオンの シャワーを あびながら
二人で行こう ボーリング
若い唄声 寄り添う影を
やさしく見つめる ビルの月
ごきげん ごきげん ごきげん
東京 新宿 恋の街



実はこの曲、「新宿ステーションビル」完成記念(予祝)で、「あたらしい東京のうた」として雑誌「平凡」が歌詞募集したものでした。
 
(新宿ステーションビルは39年5月20日オープン。のちに「マイシティ(MY CITY)」、さらに「ルミネエスト新宿」と名称変更。)

しかも舟木一夫と高石かつ枝がデュエットで歌うという企画でした。
 
このデュエット、実現していれば、ビクターの橋幸夫&吉永小百合に負けない、新鮮さではむしろ上回る、コロムビアの青春歌謡コンビが実現していたでしょう。

しかし、実現直前に高石かつ枝がクラウンレコードに移籍してしまったため、デュエットにはならず、舟木がソロで歌うことになってしまいます。

作詞された荒木氏は、当然、舟木と高石のデュエットを想定して詞を書いたでしょう。
 
では、デュエットするならどういう歌唱分担になったでしょう。
 
たぶん、一番は舟木、デパートとショッピングを歌う二番は高石、「二人で行こう」と歌う三番は二人いっしょに。

ああ、返す返すも、高石かつ枝のクラウン移籍は残念なことでありました。 
































































































































































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