そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/04/09)

2017年04月09日 | 日めくり帖

2017/04/09

「踊るかな春の夕日の影法師(M27)」
「シルエット見て踊るかと思わせる春の夕方高揚をせり()」
「いまならばヒップホップのしぐさかなあらよと声も聞こえる風に()」
「晴明の次候は雁が北国へ帰る頃なり季語にもなれる(『鴻雁北へかえる』)」
「季語に『鳥雲に入る』とはシベリアに雁が群れなし飛び去るをいう
 (そのときの雲を『鳥雲』という)」

「桜ちる空や越後の鳥曇(許六)」
「少年の見遣るは少女鳥雲に(中村草田男)」

「たましひの郷愁鳥は雲に入る(日野草城)」
「鳥雲に隠岐の駄菓子のなつかしき(加藤楸邨)」
「翁草咲く丘ありてひとり行く思い告げ得ぬ遠き日ありき(鳥海明子)」
「茎や岳薄い白毛が生えており花そのものも老いのイメージ
 (花色は暗赤紫色 花言葉:華麗、告げられぬ恋)」


 

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