そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#10.2337-10.2339

2011年10月31日 |  / 万葉集
10/31
「笹が葉にはだれ降り覆ひ消なばかも忘れむと言へばまして思ほゆ (雪に寄す #10.2337)」
「笹の葉に斑の雪が消えるよに忘れんといゃまして惚れます()」

「霰降りいたく風吹き寒き夜や波多野に今宵吾アが独り寝む (#10.2338)」
「霰降り強い風吹き寒い夜か波多野に今夜一人寝をする()」

「吉隠ヨナバリの野木に降り覆ふ白雪のいちしろくしも恋ひむ吾(あれ)かも (#10.2339)」
「吉隠ヨナバリの野木に降り覆ふ白雪が目につくほどに恋するわたし()」
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万葉集#10.2335-10.2336

2011年10月30日 |  / 万葉集
10/30
「咲き出たる梅の下枝に置く露の消ぬべく妹に恋ふるこの頃 (露に寄す #10.2335)」
「咲きでたる梅の小枝に降る露の消えいるように思うこの頃()」

「はなはだも夜更けてな行き道の辺のゆ笹がうへに霜の降る夜を (霜に寄す #10.2336)」
「ひどく夜が更けたら行くな道の辺笹の上には霜が降る夜は()」

「()」
「()」
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万葉集#10.2333-10.2334

2011年10月29日 |  / 万葉集
10/29
「(冬の相聞シタシミウタ)」

「降る雪の空に消ぬべく恋ふれども逢ふよしもなく月ぞ経にける (相聞 #10.2333)」
「降る雪の消えるかごとく焦がれても逢うことできず時は経ちゆく()」

「沫雪は千重に降りしけ恋ひしくの日ケ長き吾アレは見つつ偲はむ (相聞 #10.2334)」
「沫雪よどんどん積もれ恋しくて一日長い見ては偲ぼう ()」

「千重に降りしけ人麻呂の言葉使いと想いが出でる(右ノ二首ハ、柿本朝臣人麿ノ歌集ニ出ヅ。 )」
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前言訂正

2011年10月28日 | 挽歌もどき
10/28
「前言を訂正しますマンボウの娘由香さんなかなかの人()」
「祖母照子紹介したる本がある思わず買って夢中で読めり()」
「あるめんで暴露本かな一族の読ませる力やはり血筋か()」
「そう言えば兄の茂太さん亡くなって五年たてれど書店で生きる(いろんな本が売れているから錯覚してしまう)」
「もう少ししたらマンボウ復刻し店頭飾る何か買うかな(岩波の茂吉四冊)」
「()」
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万葉集#10.2330G10.2332

2011年10月28日 |  / 万葉集
10/28
「妹がため末枝ホツエの梅を手折るとは下枝シヅエの露に濡れにけるかも (露を詠める #10.2330)」
「妻のため枝先梅を折るならば下枝露に濡れてしまうか()」

「八田ヤタの野の浅茅色づく有乳山アラチヤマ峰の沫雪寒く降るらし (黄葉を詠める #10.2331)」
「八田の野の浅茅黄葉す有乳山峰の沫雪寒く降るのか()」

「さ夜更けば出で来む月を高山の峰の白雲隠すらむかも (月を詠める #10.2332)」
「夜が更けて出てくる月を高山の峰の白雲隠すだろうか()」
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