そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/04/21)

2017年04月21日 | 日めくり帖

2017/04/21

「大仏の鼻の孔より虻一つ(M28)」
「大仏の鼻の穴とは気にかかる孔というから凹みはするか()」
「音韻は完璧なまで考えて鼻・孔、仏・虻心地よし()」
「水辺にて葦がにょきりと芽吹く頃穀雨の初候のことでありたり(『葭アシ始めて生ず』)」
「水面から葦が芽吹くを葦牙アシカビや葦の角など表現したり()」
「水温み水辺の葦がすくすくと伸びるをいえる葦若葉だと()」
「見え初めて夕汐みちぬ芦の角(大祇)」
「芦の芽にまじるあやめの芽なりけり(万太郎)」
「国なれる時の葭牙カビかくのごと()」
「幼くて抱きし希望いまもあり桜草自生の山陰にして(鳥海明子)」
「一茎に四つか五つ花をつけ紅紫の花をつけおり(花言葉:少年時代の希望、青春)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひらのこぼ100の発想法

2017年04月21日 | 俳句

2017/04/21

ひらのこぼ俳句の肝を並べたと確かに一理あるものの最初に辞典どっさりと積まれた思いしてほぞを噛むようなりしこの本は解決策を出すよりも先に問題知る方が重大なりし問題と解決策の対応がで来る本が名著かなならばと各自問題をあげるがよろしときあらばまた考えて対処せよここはとにかく邪魔になりブログ倉庫に保管をせんか

chap.1
001裏返す
002見えない裏を詠む
003しぐさをとらえる
004無意識な動きを詠む
005器の中を詠む
006調理のひとこまを詠む
007他人の表情を詠む
008自分の顔を詠む
009動物の顔を詠む
010相手の台詞で一句
011自分の台詞で一句
012二人を詠む
013別れを詠む
014人物描写
015視線を再現
016ドラマを仕立てる
017緊張の一瞬
018ひらがなを詠む
019漢字を詠む
020地名を盛り込む
021企業名・商標を盛り込む
022人名を盛り込む
023歴史を題材に
024宇宙を題材に
025ともかく歩いてみる

chap.2
026逆転させる
027体感に置き換える
028理由を考える
029因果関係を作ってしまう
030他人の目で自分を見る

031動物の目で見る
032動物と話す
033動物と一体化する
034変身する
035科学的に考える
036天気予報をする
037絵画のイメージを借りる
038匂いをかぎとる
039不思議を思う
040視線を移す

041左右でとらえる
042東西でとらえる
043閉じ込める
044大づかみにする
045二者択一
046場面転換
047虚を実に転じる
048小さな発見
049見立てる
050言い換える

chap.3
051小道具に語らせる
052意外な形容
053象徴させる
054動植物の擬人化
055無生物の擬人化
056物に意志を持たせる
057数字を活かす
058曖昧に詠む
059ありったけ
060問いかける

061乱暴にしてみる
062強引に断定する
063命令する
064掛け言葉
065アフォリズム(警句)
066動作を繰り返す
067広がりを出す
068否定を生かす
069赤をワンポイントに
070遠ざからせる

071かもしれぬ
072対句にする
073リフレイン
074列挙する
075オノマトペで一句

chap.4

076名づけてしまう
077探し物をしてみる
078なにか拾ってみる
079紛失を詠む
080失敗を詠む

081不祝儀を詠む
082あきらめる
083境涯を詠う
084強がってみせる
085破れかぶれで豪快に
086ケセラセラ
087見えないはずの内部
088ないことを詠む
089居ないことを詠む
090分身を詠む

091夢見を詠む
092幻を詠む
093死後を詠む
094生まれ変わる
095とにかく笑う
096パロディー
097見られてしまう
098答えを読み手に委ねる
099考えてみる
100なにも言わない

001
002
003
004
005
006
007
008
009
000

001
002
003
004
005
006
007
008
009
000

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

句会報告/ 兼題(リラの花、夏近し、春眠)

2017年04月21日 | 俳句

2017/04/21

投句は以下の五句。
1「春眠の贅の一刻老いてなお()」
2「空の青房つき上げてリラの花()」
3「飛鳥路に白きシャツみる夏近し()」
4「体幹に効くうごきせん夏近し()」
5「リラの香のオイルの癒し施療受く()」
1,2,3に1,2票入った。
二句会の兼題は『柏餅、燕』であった。

「巌流の切っ先に落つ燕かな()」
「味噌餡は三河辺りかかしわ餅()」
の2句をだし、それぞれ二三票いただいた。講評を聞くと『巌流』を厳しい流れと解釈されたので、この句は誤解を招く句であったと反省。「小次郎の………()」にすれば意味は通じるかと思うが、この世界を嫌う人がいるので小次郎の名は出したくなかった。
本日はうろう先生は体調不良で休まれた。投句したものを選んでくださるということで、ただいま撰句中である。

話が変わるが、最近句会の流れがスムースにわかるようになり、このように報告ができる状態になって来た。余裕ができたということか。
………以下は落書き………
「春眠を愉しみ夢でごみだしに()」
「氷菓なるガリガリ君に『桜餅』()」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする