2017/04/07
「菜の花やはつとあかるき町はつれ(M23)」
「町外れ菜の花咲いて明るいと『パッと』がよけれ隅照らすよう()」
「花の道いまは菜の花パッと咲く(隆夫)」
「香り嗅ぎ風味によりて等級を新茶につけるを聞茶といえる(『聞茶』)」
「ゲームにて銘柄あてるを『利茶』という晴明前後で味は変われる
(前:明前茶=爽やかな香りとほのかな甘味
,後:雨前茶=晴明の次の穀雨前に摘んだ茶でしっかりした味わいになる)」
「季語にては『利茶』があるが意味的に『聞茶』が合うも例句少なし()」
「絵襖の古き牡丹に利茶かな(虚子)」
「踊り子草たわたわとして咲きいたり手の届かない石垣の上(鳥海明子)」
「踊り子草笠をさしたる花なりし地域によりて色も違えり
(淡紅色と白色 花言葉:快活、陽気)」
「踊子草夏の季語なり俳人に人気ないのか例句少なし()」
「踊子草信濃の雲に道消ゆる(緑生)」