「我が屋戸の秋萩の上ヘに置く露のいちしろくしも吾アレ恋ひめやも (#10.2255)」
「わが家の秋萩の上につく露のようにはっきり好きといえない()」
「秋の穂をしぬに押しなべ置く露の消かもしなまし恋ひつつあらずは (#10.2256)」
「秋の穂が萎れるように置く露のように消えたい恋に悩まず()」
「露霜に衣手濡れて今だにも妹がり行かな夜は更けぬとも (#10.2257)」
「露霜に衣濡れても今だけは妻のところへ夜が更けても()」
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「おまちかねガロアたどりし発想の核に迫らんこれからの章()」
「三次元方程式の解示す公式あげるもおぞましきかな(おぞましいので省略)」
「一般はx~3+px~2+qx+r=0の形だが最終的に2次項消える(2次の項が消えてax~3+bx+c=0になる)」
「xにy-p/3の代入をすれば消え去る2次元の項(チルンハウス変形という)」
「高校で三次の場合の公式を習わないのはおぞましいから(教育的な意味がないから)」
「簡単な整数解の式でさえ公式にすりゃ複雑怪奇(複素数を経由した複雑な計算を強いられる)」
「フォンタナが解の公式見つけたはなかなか奇抜方向が逆(x=y+zと未知数を増やす方向が逆発想)」
「ともかくも解けるに解けたがその理由がわからないなら応用きかず()」
「四次元の方程式はフェラーリが方法真似し公式作る(三次の場合のフォンタナの方法)」
「五次以降方法知れず三世紀経っても解けぬその問題が(アーベル、ガロアが出るまで)」
「三次での方程式がなぜ解ける解が作れる自己同型を知る()」
「三次での方程式の解すべて加えた体を考えていく()」
「有理数ここへと1の3乗根加えた体を基礎に拡大(F=Q(ω)をベースにする)」
「このFに平方根と立方根加えてできるMやKなど(MやKの体)」
「一般にKの作れる自己同型6個で同じ正三角形と(正三角形の対称操作、スリーカードモンテ、3本のアミダ籤と同型のもの)」
「有理数、Q(ω)キューオメガやルートとか、3乗根で公式作る(作れる)」
「体Kの自己同型がどうなるかどんな写像か考えてみる()」
「結論はαβγの写像はやはりαβγのいずれかになる()」
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