そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

メロンパン

2023年02月28日 | 日めくり帖
2023/02/28
「二月尽ペタンク練習行きました随分春の陽気になりぬ[][]」
「三月を待てる気持ちが如月キサラギを粗末にしたるそんな気がする[逃げる二月をほっとく感じ][]」
「本当はメロンが何かわからないけどパンなりにやったんだよね[砂崎柊][がちゃぽん]」
「よく読めばメロンのパンの歌である『よくやったね』はコメントである[][]」
「メロンパンなぜそう呼ぶか知っとるけググって一応調べておこう[][]」
「メロンパンはメロンの味か微妙だがそれなりに名が個性をもちぬ[ビスケット生地をのせて焼くらしい][]」
「メロンパン他に名前を考えどメロンパンしか思い浮かばぬ[][]」
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もっと美声に

2023年02月27日 | 日めくり帖
2023/02/27
「昨日は寒い朝ではあったけど初鳴きを聞くウグイスの声[][]」
「今日からはぐっと気温が上がるらし思いっきり鳴け時はきたりと[][]」
「戦前の日本の軍部おごりたり高橋是清暗殺される[天皇が重臣殺されお怒りに言語同断即刻処分を。1936/2/26][]」
「自販機のなかに汁粉のむらさきの缶あり僧侶が混じれるごとく[吉川宏志][がちゃぽん]」
「短歌では比喩が決まるか命だが汁粉と僧侶の距離が秀逸[][]」
「葬儀では紫色の袈裟を着て式執り行える髙僧がいる[][]」
「自販機にお汁粉がある意外性歌にするとき僧侶は出でず[意外な取り合わせを常に考えておく][]」
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棚に自著なし

2023年02月26日 | 日めくり帖
2023/02/26
「寒い朝起きられなくて食事する余裕なくなりバナナだけ食う[薬は飲んだ][]」
「ペタンクに行く道すがら塵のよう粉雪が降る寒い日である[][]」
「日本もクーデターある陸軍の若き将校首相を殺す[2.26事件、1936/2/26][]」
「昼からは車空きおり以前から中央図書館行くを果たせり[自著の展示を見に行くもなかった。駐車場の障害者割引きを試す][]」
「高さんの歌集見つける図書館で又その内にゆっくりとみん[][]」
「イルカがとぶイルカがおちる何も言ってないのにきみが『ん?』と振り向く[初谷むい][がちゃぽん]」
「指折りて三十一文字を数えれどどこで切るかもよくわからない[][]」
「イルカショー観ている時の出来事で『ん?』の背景いかに読むかだ[][]」
「歌を読みわからないことよくあるが絵として描けていれば合格[読み手の責任][]」
「イルカショー観ている状況よく分かるあとは彼女の思いをはかる[彼女の気持ちを色々考えればよい][]」

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古くならない歌

2023年02月25日 | 日めくり帖
2023/02/25
「晴れたれど風が冷たく強くふく来週からは温度あがると[][]」
「パソコンのDVDで懐かしいペリーメイスンいくつか見れる[][]」
「はきたる血、目の前にして看護婦のおどろいた顔じっと見つめる[山川彌千枝][がちゃぽん]」
「この作者15才にて亡くなれる冷めた諦念冷静である[][]」
「穂村氏は百年前の前の歌なれど古くならずにいまにつながると[][]」
「他の歌も新鮮でありいまの人読みたるようで古くはならず[][]」
「先生の聴診器がゴムくさい、カーネーションの花がゆれてる[山川彌千枝][]」
「泣いたあとめがねをとって光に透かした、牛乳のように白い涙のあと[山川彌千枝][]」「この人はめがねをかけたひとらしい[][]」
「ザックリと雪をふんだ、もうひと足、日に照る雪、見ながら、もひと足[山川彌千枝][]」
「美しいばらさわって見る、つやつやとつめたかった、ばらは生きてる[山川彌千枝][]」
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二月は逃げる

2023年02月24日 | 日めくり帖
2023/02/24
「残念も朝から雨が降っておりペタンクいけず巣籠もりとなる[][]」
「わからない歌書く人の扱いは無理に知ろうとしなくてもいい[時間の無駄][]」
「わからないしかし言葉や感覚が気になるようなら関心はもて[][]」
「破調にて好きな歌ではないけれど裸の王様イメージさせる[][]」
「さうかこの軍服がみえてゐない王さまはうれしくなりました[平井弘][がちゃぽん]」
「ねえむうみんこつちむいてスコップのただしいつかひかたをしへます[平井弘][]」
「むうみんの童話の内容ナカミよく知らずなぜにスコップ必要なのか[][]」
「どの本棚からだつてほんたうのところアンネのへやへはひれます[平井弘][]」
「本棚の裏がアンネの隠れ家でノックしなくも訪ねていける[][]」
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