そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

本屋にて

2008年05月31日 | 日めくり帖
5/31
「平置きの本に優れる垂涎の俺の一冊創るを夢想()」
「ページには光る言葉が配ばられてゆっくり眺む挿し絵も魅力()」
「ぼんやりと眺めるだけでメッセージ伝わってくる文章がよい()」
「メッセージ過激なものは要らないが婆やが伝える優しさがよい()」
「漂えるインクの香りもおもしろい昔に聞いた音もききたい()」
「開いたら音も聞こえてバーチャルの画面が出ればそれは究極()」
「・・・・()」
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夕霧〔3〕

2008年05月30日 |  / 源氏物語
5/30
「虫の音も鹿の鳴く音も滝つ瀬もひとつになって艶にきこえる()」
「入り方の月見ていればうらみごとちょっといいたいそんな気になる()」
「様々に責められ給う夕霧にいかに返事をするか思案を()」
「×一の女は口説きやすけれと侮れること悔しと思う()」
「われのみや浮世を知れるためしにて濡れそふ袖の名をくたすべき(#28)」
「大方はわが濡れ衣をきせずともくちにし袖の名やはかくるる(#29)」
「月明かり射す方向に誘われて抵抗すれど引き寄せられる()」
「これまでの並々ならぬ志しわかってほしい気も許してと()」
「いろいろと一方的に話すうち明け方になり月も澄みけり()」
「夕霧は柏木のこと持ち出して少ししんみり話しをしたり()」
「柏木は官位は高くなかったが色男なりつい契ったと(回りも勧めるので)」
「夕霧ともし間違いが起こったら周囲の人らいかに思わん(特に致仕大臣)」
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夕霧〔2〕

2008年05月29日 |  / 源氏物語
5/29
「この調子怪しく思う北の方その目気になり訪問できず()」
「八月なる二十日ころには行きたいと普通の見舞いのように振舞う
(秋の風情も深くなってきたので)」
「仮初の宿といえどもその風情小柴垣などみやびに作る()」
「客人を宮がおられる御簾の前お入れ申して取次ぎをする(女房が)」
「旅先の質素なお宿の御簾の中自然気配でそれとわかれり()」
「取次ぎに手間取る間に少将の君とはなせる物語して()」
「三年もたった今でもよそよそしもう限界と文句をいえり()」
「夕方に空にもしっとり霧かかり蜩鳴けど山陰暗し()」
「山里のあはれを添ふる夕霧にたちいでん空もなき心地して(#26)」
「山がつのまがきをこめてたつ霧もこころ空なる人はとどめず(#27)」
「浅はかな男とされてもえいままよ思いのうちを打ち明けんとす()」
「供のものお側に呼んで指示をする今夜は近くで旅寝をすると()」
「夕霧は宮に旅寝を伝えてはできれば御簾のそばを貸してと()」
「いつにない厭らしいことと思えども荒立てぬよう黙っていたり()」
「とりつぎの女房の後ついてきて御簾の中へといざりはいれる()」
「呆れては不気味になりて逃げようとすれば御衣の裾を踏まれる()」
「水のように汗を掻いてはわななきて泣かんばかりに訴えにけり()」
「けしからぬ男のように思し召す私の気持ち聞き及びでは?()」
「包むには余れる思いはしかたなしただお許しが出るまで待つと()」
「こらえても宮の有様懐かしく品格ありて魅力的だと
(優雅なことは類まれなり)」
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能百番〔100 雷電〕

2008年05月29日 |  / まんが能百番
5/29
「延暦寺座主が天下の泰平を祈って法会執り行えり(法性坊が)」
「夜が更けて扉をたたくものがあり覗けば菅家がおりました()」
「道真は僧正がする供養とか生前の恩に感謝をしたり()」
「道真は雷神になり報復に行くからあんた来るなといえり(内裏へ来るなと)」
「僧正が内裏より三度乞われれば求めに応じ参内すると()」
「怒っては供える石榴を噛み砕き妻戸に吐けば火焔になれる()」
「僧正が法力により消しとめて菅丞相煙の中に(消える)」
「僧正が紫宸殿にて祈祷せば雷神となり菅公が出る()」
「暴れるが法力により鎮められ贈位を受けて虚空へかえる(天満天神の贈位)」
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有馬温泉

2008年05月28日 | 日めくり帖
5/28
「津の国の有馬の出湯は薬にて腰折れ歌の数ぞ集まる(般若坊)」
「腰折れの歌とは上下がつながらぬ歌のことなり有馬が名産()」
「具体的にどんな歌など詠まれたかせめて一首は見たい気がする()」
「腰折れの歌が集まる出湯とは露天にありしパノラマ風呂か()」
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