そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

中原中也特集

2007年12月31日 | 日めくり帖
12/31
「昨夜みた中原中也の特集に絶望的な若者がいた()」
「中原の帽子かぶれるあの写真ダダを自称の自慢の写真()」
「八歳で亜郎という名の弟を失う中也最初の失意()」
「十六で京都に移り出会いたる泰子と二人同棲始む()」
「その後に東京に出て出会うものすれ違いとか置いてきぼりに()」
「友と出す『白痴群』なる雑誌さえたった六刊短命なりし()」
「馬小屋で熟睡したる写真撮る友と語れる一刻もあり()」
「東京で泰子は逃げて小林の元にいきたり止めることなく()」
「文也なるかわいい子供失いて慟哭をして棺に入れず(親戚筋の女性と結婚)」
「運命のように精神蝕まれついに病院療養をしに()」
「最後には女とられる小林に二作目たくし死出の旅路に()」
「シャンソンが『汚れちまった悲しみ』に最も合うとわれは思った
(謡、絶叫等の表現のなかで)」
「七五調残りしものか中也にはそれがシャンソン合うのはおかし()」
「バレリーやランボー等を七五調なおす試みするは難し
(フランスの詩は息が長い)」
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中国訪問

2007年12月31日 | 日めくり帖
12/31
「福田さん中国へ行き温家宝首相と割りと仲良くなれり()」
「なんかへんキャッチボールで外交が出来るはずなしどこの流儀か()」
「中国は小泉避けてきたけれど阿倍や福田の差はいかほどに()」
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真木柱〔6 〕

2007年12月31日 |  / 源氏物語
12/31
「若君を車に二人乗せ帰る館に置いて言い含めたり()」
「それ以後も北の方へは近づかぬ会わなかったを口実にして()」
「尚侍の君このゴタゴタを愁いたり髭黒思う申し訳なし()」
「いつぞやに参内なさるを妨げる思い直して入内を決める()」
「年かわり男踏歌に時期合わせ類いまれなる儀式をしたり()」
「夕霧や桂木などの兄弟が懇ろにする身の回りなど()」
「お局は承香殿の東面に馬道隔てて女御がいたり()」
「その他に中宮、女御などはべり楽しく暮らす内裏のうちは()」
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「恋の歌百首」 インデックス

2007年12月31日 |  / 「恋の歌百首」から
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世相句(読売から)

2007年12月30日 | 日めくり帖
12/30
「こすいことするからペコちゃん泣いているよ(1月)」
「痩せなくても納豆は食べ続けます(1月)」
「そのままでは嫌だと県民の主張(1月)」
「暖冬に暇も持てあます鍋奉行(2月)」
「オアシスに見える被災地のコンビニ(2月)」
「三人寄れば年金に腹を立て(4月)」
「アメリカの後を追いそうな銃社会(4月)」
「松阪がわくわくさせる大リーグ(4月)」
「農相は美しいですか総理殿(5月)」
「コムスンは介護と欲の二人連れ(6月)」
「7・12びっくり箱のふたが開く(7月)」
「イチローのイチローらしい金字塔(7月)」
「もう一つの夏がナニワを熱くする(8月)」
「サプライズ総理自らやってのけ(9月)」
「こんにちはポスト笑顔でおじぎする(10月)」
「ジス・イズ・ア・ペン習っただけでもう破綻(10月)」
「赤福よ神宮さまか泣いてはる(10月)」
「偽名まで使うゴルフの面白さ(10月)」
「吉兆の嘘が悲しい浪花の灯(10月)」
「議事堂が積み木細工のように見え(10月)」
「ホースでもねじれると水流れない(11月)」
「いざ北京燃える男の目の涙(12月)」
「お歳暮に誰か灯油をくれないか(12月)」
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