そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#17.3923-17.3925

2013年05月31日 |  / 万葉集

5/31
「天の下すでに覆ひて降る雪の光りを見れば貴くもあるか(紀朝臣清人が詔を応はる歌一首 #17.3923)」
「地の上をすでに覆いて降る雪が光るを見れば貴くもあり()」

「山の峡カヒそことも見えず一昨日ヲトツイも昨日も今日も雪の降れれば(紀朝臣男梶ヲカジが詔を応はる歌一首 #17.3924)」
「山の峡カヒそことかぎらず一昨日ヲトツイも昨日も今日も雪が降るから()」

「新アラタしき年の初めに豊の年表シルすとならし雪の降れるは(葛井連諸會フジイノムラジモロアイが詔を応はる歌一首 #17.3925)」
「新しい年の初めに豊作の表シルしとなるか雪が降るのは()」

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梅雨の晴れ間

2013年05月31日 | 日めくり帖

5/31
「団塊のおじさん二人噛みつけり事情あろうがここはおさえよ(代行輸送バスの案内人に)」
「侍はそんな姿で寝はせぬと苦言いいたしマックの客に(横になっている奴、突っ伏している奴、たぶん学生)」
「いにしえの野生の意識を人は持てそんな寝方は食われてしまう()」
「コンビにてフィレオフィッシュを頼めるが開けたとたんにきれいな焼き目(感動して思わず写真を撮った)」

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万葉集#17.3922-17.3922

2013年05月30日 |  / 万葉集

5/30
「天平の18年の正月に大雪となり数寸積もる(十八年の正月ムツキ、白雪ユキ多く零り地ツチに積むこと数寸フカシ。()」
「左大臣中納言らが家臣等と天皇のもといって雪掻き(時に左大臣橘の卿、中納言ナカノモノマヲスツカサ藤原豊成朝臣と諸王オホキミタチ諸臣オミタチとを率て、太上天皇オホキスメラミコトの御在所ミアラカ中宮西院 に参入マイりて、供ツカへ奉マツりて雪を掃ハラふ。)」
「各々を大殿あげて詔酒ふるまいて歌を詠えと(是に詔ミコトノリして大臣オホマヘツキミ参議オホマツリゴトヒトまた諸王をば大殿の上ヘに侍サモラはしめ、諸卿大夫マヘツキミタチをば南の細殿に侍はしめて、酒オホミキ賜ひて肆宴トヨノアカリす。)」
「勅ミコトノリしたまい皆に此の雪を賦ヨみて歌に奏マヲせといえり(勅ミコトノリしたまはく、汝イマシ諸王卿等オホキミタチ、マエツキミタチ、此の雪を賦ヨみて、各オノモオノモ其の歌を奏マヲせとのりたまへり。)」
「左大臣橘宿禰が詔ミコトノリ応ウケタマはって詠める歌なり(左大臣橘宿禰の詔を応ウケタマはる歌一首)」

「(十八年の正月ムツキ、白雪ユキ多く零り地ツチに積むこと数寸フカシ。時に左大臣橘の卿、中納言ナカノモノマヲスツカサ藤原豊成朝臣と諸王オホキミタチ諸臣オミタチとを率て、太上天皇オホキスメラミコトの御在所ミアラカ中宮西院 に参入マイりて、供ツカへ奉マツりて雪を掃ハラふ。是に詔ミコトノリして大臣オホマヘツキミ参議オホマツリゴトヒトまた諸王をば大殿の上ヘに侍サモラはしめ、諸卿大夫マヘツキミタチをば南の細殿に侍はしめて、酒オホミキ賜ひて肆宴トヨノアカリす。勅ミコトノリしたまはく、汝イマシ諸王卿等オホキミタチ、マエツキミタチ、此の雪を賦ヨみて、各オノモオノモ其の歌を奏マヲせとのりたまへり。左大臣橘宿禰の詔を応ウケタマはる歌一首)」

「降る雪の白髪までに大皇オホキミに仕へまつれば貴くもあるか(#17.3922)」
「わが髪が白くなるまで大王にお仕えできれば尊いことよ()」

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梅雨入り

2013年05月29日 | 日めくり帖

5/29
「丸坂の丸の溝には雨残り丸くっきりと浮かびあがれり()」
「梅雨ととも電車動かぬ憂鬱はダブルパンチでわれらを襲う()」
「遠目では山は包まれる霧かかりいま雨降らぬもまた降るようだ()」
「愛犬が狂犬などに変身をしないようらし注射に行ける()」
「フィラニアの飲み藥など購うが医者の処方にたりない量を(1万円ポッキリになっているので3ヶ月分たりない)」
「梅雨明けは猛暑が来んと思えればこの梅雨景色受け容れましょう()」

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万葉集#17.3919-17.3921

2013年05月29日 |  / 万葉集

5/29
「青丹よし奈良の都は古りぬれどもと霍公鳥鳴かずあらなくに(歌六首4/6 #17.3919)」
「あおによし奈良の都は古都なれど霍公鳥鳴かないことなし()」

「鶉鳴き古里と人は思へれど花橘のにほふこの屋戸(歌六首5/6 #17.3920 )」
「鶉鳴き古いと人は思へども花橘のにほふこの家()」

「かきつはた衣に摺り付け大夫マスラヲの着装キソひ猟する月は来にけり(歌六首6/6 #17.3921 右、大伴宿禰家持がよめる。)」
「かきつはた衣に摺り染め大夫マスラヲの着飾り狩りす月は来ました()」

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