そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

熊野への旅

2021年09月30日 | 日めくり帖
2021/09/30
「お財布にやさしい旅の十津川よ行きたいリストの一つが消せた[][旅行]」
「ウイルスは畏れ多くも神のうち狛犬さへもマスクで待たむ[熊野本宮大社で][]」
「シルエットだけの吊り人棹先に光るは青のLEDの浮き
 [緑、赤の浮きもあった。写真には写っていない][釣り]」
「夕闇の海と陸との境界を分けるはひとつLEDのウキ[][釣り]」
「始めての釣りを楽しむ白浜に食えないけれど三匹も釣る
 [ベラ、アイゴ、ふぐもかかった][釣り]」
「小さくも河豚は河豚なり触られりゃ膨れて文句それなりに言う[][釣り]」
「熊楠の菌の採取や観察図精緻極まり根気に負ける[][]」
「晴れやらぬ身に浮雲のたなびきて月の障りとなるぞ悲しき[和泉式部][短歌]」
「もろともに塵にまじわる神なれば月の障りの何かくるしき
 [夜の熊野権現が霊夢に現れて言ったらしい][短歌]」
「巨大にて謎に包まる熊楠は熊野のやうに奥の深けり[][南方熊楠]」
「十津川はもはや秘境と呼べなくも熊野の川と山は厳しき[][十津川温泉]」
「中上を知ればわかるか原形の紀伊とふ国の不可解な謎[中上健次][文学]」



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多重人格マネジメント

2021年09月30日 | 日めくり帖
2021/09/30
「田坂氏は七つの知性垂直に統合したる人必要と 
 [スーパージェネラリストがいる。 思想、ビジョン、志、戦略、戦術、技術、人間力の七つの知性][]」
「田坂氏の多重人格概念はデボノのいえるシックスハットか[][]」
「人は皆多重人格持つものでみんな出てくる土竜モグラであれと[][]」
「『才能』の本質なるは『人格』と『人格』つまり『性格』という
 [仕事が出きるとは複数人格を持ちスムースに切り替えること][]」
「切り換えは体力がいる精神の嫌だと思えば気が入らない
 [紋切り型になって見抜かれてしまう][]」
「メールとか電話に対し丁寧に切り替え意識すれば体力の付く[][]」
「『ペルソナ』は仮面のことでユングでは『表の人格』表すという[][]」
「『ペルソナ』は硬軟ありて硬いとき頑固に見えて軋轢をうむ
 [硬いと切り換えができないができない][]」
「意識には表層・深層二つあり『硬いペルソナ』深層が因[][]」
「人格は『変える』のでなく『育てる』と無理に変えれば抑圧になる[][]
「開花さす隠れ人格三つあり表層・深層・抑圧がある[][]」
「表層の人格開花させる法四つありたり試してみよう[][]」
「深層の人格開花させる方法三つありたり試してみよう[][]」
「抑圧の人格開花させる法心理セラピーやる領域と
 [原因は三つ。社会的な倫理や禁忌、過去の経験のトラウマ、他者に対する嫌悪][]」
「静かなる観察者にとなりたれば多重人格操作可能に[][]」



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(再)読むこと

2021年09月30日 | 日めくり帖
2021/09/30
「石黒の『読む技術』なる書を読まん読解力を深めるために[][読む]」
「読むというプロセス見るに四つあり意識をすれば深く読めるか
 [画像取得→文字認識→意味変換→内容構成][]」
「人間のものがわかるは内容の構成理解できてわかるか[ ][]」
「理解にはボトムアップやトップダウン、統合型のモデルのありぬ
 [BU:精読、TD:速読、統合:味読][]」
「読み方は速読・味読・精読の三つに分けて考えている[][読む]」
「読み方に戦略8つ示したり実践すれば一皮剥けむ
 [速読2、未読3、精読3][読む]」
「文章の内容いろいろ想像し身近に引き付け理解進める
 [1.話題ストラテジー][読む]」
「タイトルや文の書き出し注意して中味引き寄せ解釈をせよ[話題][]」
「文章の要点把握するためにいくつか手段決めて使えり[2.取捨選択ストラテジー][読む]」
「漢字とか段落始めや文頭の指示語、接続、文末の~のだ表現を抽出をして理解深めよ[取捨選択][]」
「描かれる場面論旨を鮮明に映像化してとらえていこう[3.視覚化ストラテジー][読む]」
「視覚化は視座、視野、視点、イメージの喚起の力を文から読めよ[][]」
「深く読むために疑問を発しつつ次の展開想像をする[4.予測ストラテジー][読む]」
「誤解なくスーッと読むには文脈や書き手の思考追跡をせよ[5.文脈ストラテジー][読む]」
「文章の隠れた意味の読み解きはいくつかコツがあるといいたり[6.行間ストラテジー][読む]」
「行間読む本意とは、不可解を読み込むことで自問自答か[][]」
「文章は創造的に読めるらし突っ込みいれて自分をいれる[7.解釈ストラテジー][読む]」
「書かれたることの記憶は音読やリピートをしてレジュメを作れ[8.記憶ストラテジー][読む]」
「文脈のストラテジーが肝なるか書き手の言うを静かに聞こう[][読む]」


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葛原妙子~『橙黄』より

2021年09月29日 | 三十一文字
2021/09/29
「草枯るる秋高原(たかはら)のしづけきに火を噴く山のひとつ立ちたる[『橙黄』][]」
「幼児凭(よ)りつついねむ膝にして月晶々と水の如きあり[][]」
「黒き海鳴るとぞおもふ月明の浅間の樹林にこもらむ風か[][]」
「蛾の骸(むくろ)掃きて寝むとす射す月のしづけさしみて殺気に通ふ[][]」
「落葉踏む疾足のおと夜行する狐やゆきし夜風やゆきし[][]」
「わづかなる月に透かせば散り敷ける朴の諸(もろ)葉の立ちあがりたり[][]」
「ひたすらにものを伏せつつ降る雪のけはひ一夜は死(しに)に通はむ[][]」
「たまさかにわが手に入れしけだものの肉割きて焙るその赤き肉を[][]」
「天球儀恋ひてねむりしゆめならめ透明の玉かさなりめぐりぬ[][]」
「ものの音微かにきこゆ霧花(きばな)咲く暁のけはひを聞きつつねむる[][]」
「宇宙塵かすかに巻きて立つ霧かけものは尻尾(しりを)かくろひねむる[][]」
「沢の辺をかすかにゆける足音(あのと)あり青雪しづむ月の明りに[][]」
「原始をとめ火を焚くことを知りし日のかの恍惚か背を走るもの[][]」
「あらそひたまへあらそひたまへとわが呟くいのちのきはも争ひたまへ[][]」
「わが山家朴の粗(あら)葉を打ち据うるはげしき雨のなかに目覚めぬ[][]」
「水かぎろひしづかに立てば依らむものこの世にひとつなしと知るべし[][]」
「さらさらと指間に落つる限りなき土を弄(あそ)びぬこころゆくまで[][]」
「たちつくす真昼真日中いづこにか大き隕石落ちたるけはひ[][]」
「青ぶだう唇(くち)にふれつつ思ふことおほかたは世に秘すべくあるらし[][]」
「竹似草しらしら白き陽を翻(かへ)す異変といふはかくしづけきか[][]」
「秋の蜂柘榴をなぐり鋼鉄の匂ひを含むけさの空なり[][]」
「十月の地軸しづかに枝撓む露の柘榴の実を牽きてあり[][]」
「ひややかにざくろの伝ふる透徹をたなそこに惜しめこころゆくまで[][]」
「菊枯るるまぎはを支那の書籍云ふ、死臭すなはち四方(よも)に薫ず、と[][]」
「兇(まが)つ影走り去りたり透かしみる枇杷の一樹は黒く立ちたり[][]」
「うすき幕に Fin の出づるたのしけれ人の死にたる映画なれども[][]」
「早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素晴しき人生を得よ[][]」
「むかひゐる尼僧はひとり透きとほる硝子にあまたの鴉とび交ふ[][]」
「いづこにもをらざるわれがひとりゐる黒き梁(うつばり)の下なるわれが[][]」
「白綿のごとき夜雲を追ひゆける足元あらず山川あらず[][]」
「カルキの香けさしるくたつ秋の水に一房の葡萄わがしづめたり[][]」
「わがうたにわれの紋章のいまだあらずたそがれのごとくかなしみきたる[][]」「イヴといふをとめのありしことすらや記憶にうすれゆくこのごろか[][]」
「棺(ひつぎ)に入る時もしかあらむひとりなる浴槽に四肢を伸べてしばらく[][]」
ちひさなるすみれの花を嗅ぎをればおほいなりいますみれはなびら[][]」
「わが背(うしろ)しきりに暗しふりむくにみどり葉を映す鏡垂れたり[][]」
「色玻璃のうつくしければひとしれず痴者(しれもの)がながするるたるなみだ[][]」
「ひとときにものみな消えむ淡きひぐれ敷物をあゆむしろきけものよ[][]」
「軍靴みだれ床(ゆか)踏む幻聴のしばらくありあかつきのをとめはしらしらとねむる[][]」
「祈り知らぬわれの頭上に夜々青き星置く空の近づき止まず[][]」



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読むこと

2021年09月28日 | 日めくり帖
2021/09/28
「8時過ぎ大池を出て茨木に10時出発一路白浜[][日記]」
「石黒の『読む技術』なる書を読まん読解力を深めるために[][読む]」
「石黒は速読・未読・精読の三つに分けて読み方示す[][読む]」
「全体に8つの戦略示したり響くかどうかは疑心暗鬼も[][読む]」
「文章の内容いろいろ想像し身近に引き付け理解進める
 [1.話題ストラテジー][読む]」
「文章の要点把握するためにいくつか手段決めて使えり
 [2.取捨選択ストラテジー][読む]」
「描かれる場面論旨を鮮明に映像化してとらえていこう
 [3.視覚化ストラテジー][読む]」
「深く読むために疑問を発しつつ次の展開想像をする
 [4.予測ストラテジー][読む]」
「誤解なくスーッと読むには文脈や書き手の思考追跡をせよ
 [5.文脈ストラテジー][読む]」
「文章の隠れた意味の読み解きはいくつかコツがあるといいたり
 [6.行間ストラテジー][読む]」
「文章は創造的に読めるらし突っ込みいれて自分をいれる
 [7.解釈ストラテジー][読む]」
「書かれたることの記憶は音読やリピートをしてレジュメを作れ
 [8.記憶ストラテジー][読む]」
「文脈のストラテジーが肝なるか書き手の言うを静かに聞こう[][読む]」



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