そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#15.3697-15.3699

2013年02月28日 |  / 万葉集

2/28


「(對馬島の淺茅の浦に舶泊てし時、順風オヒテを得ず、停トドまりて五箇日イツカを経き。ここに物華を瞻望ミヤりて、各オノモオノモ慟心オモイを陳べてよめる歌三首)」

「百船の泊つる對馬の淺茅山しぐれの雨にもみたひにけり(歌三首 1/3 #15.3697)」
「幾船が泊まる対馬の浅茅山時雨の雨にもみじのようだ()」

「天ざかる夷にも月は照れれども妹そ遠くは別れ来にける(歌三首 2/3 #15.3698)」
「離れたる田舎に月は照るけれど妻と遠くに別れ来たんだ()」

「秋されば置く露霜に堪(あ)へずして都の山は色づきぬらむ(歌三首 3/3 #15.3699)」
「秋来れば置く露霜に堪えられず都の山は紅葉するだろう()」

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万葉集#15.3694-15.3696

2013年02月27日 |  / 万葉集

2/27

「海原は恐ろしきもの苦労して悩ましく来た今でさえうまく行かむと壱岐ユキの海人アマの優れた占ウラない固く焼き行こうとするに夢イメのよう旅の空路に別れるあなたは()」

「わたつみの 恐カシコき道を 安けくも なく悩み来て 今だにも 凶モなく行かむと 壱岐イキの海人の 秀ホつ手の占ウラへを 肩焼きて 行かむとするに 夢イメのごと 道の空路に 別れする君(#15.3694)」


「昔より言ひけることの韓国のからくもここに別れするかも(反し歌二首 1/2 #15.3695)」
「昔から言って来たこと韓国の辛くもここで別れちゃうのか()」

「新羅シラギへか家にか帰る壱岐の島行かむたどきも思ひかねつも(反し歌二首 2/2 #15.3696 右の三首は、六鯖(むさば)がよめる挽歌。)」
「新羅へか家に帰るか壹岐の島いく方法が思い浮かばず()」

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万葉集#15.3691-15.3693

2013年02月26日 |  / 万葉集

2/26
「天地と共にいこうと思ひつつ暮らしてきたが愛すべき家を離れて波のうへに苦しみながら来たことよ新しい月日もすぎて雁たちも連なり鳴けばたらちねの母も妻らも朝露に裳裾を濡らし夕霧に袂を濡らし無事でいてくれるものだと門に出て待つだろものを世の中の人の嘆きはわからないあなたであるか秋萩の散っている野辺の初尾花仮屋に葺いて雲流れ遠い国での露霜の寒い山辺で旅宿りするだろ(#15.3691)」

「天地と 共にもがもと 思ひつつ ありけむものを 愛ハしけやし 家を離れて 波のうへゆ なづさひ来にて あら玉の 月日も来経ぬ 雁がねも 継ぎて来鳴けば たらちねの 母も妻らも 朝露に 裳の裾ひづち 夕霧に 衣手濡れて 幸サキくしも あるらむごとく 出で見つつ 待つらむものを 世の中の 人の嘆きは 相思はぬ 君にあれやも 秋萩の 散らへる野辺の 初尾花 仮廬カリホに葺きて 雲離バナれ 遠き国辺の 露霜の 寒き山辺に 宿りせるらむ(3691)」

「愛しけやし妻も子供も高々に待つらむ君や島隠ガクれぬる(反し歌二首 1/2 #15.3692)」
「愛すべき妻や子らも心から待っている君 死んでしまえり()」

「もみち葉の散りなむ山に宿りぬる君を待つらむ人し悲しも(反し歌二首 2/2 #15.3693 右の三首は、葛井連子老フジイノムラジコオユがよめる挽歌)」
「黄葉葉が散れる山にと埋められたあなたを待つ人悲しむだろう()」

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万葉集#15.3688-15.3690

2013年02月25日 |  / 万葉集

2/25
「壹岐の島着いたはいいが宅滿ヤカマロが鬼病エヤミに罹り死去ミマカれる(壹岐イキの島に到りて、雪連宅滿ユキノムラジヤカマロが、忽ち鬼病エヤミにて死去ミマカれる時よめる歌〔一首、また、短歌〕)」

「すめろきの 遠の朝廷と から国に 渡る我が背は 家人の 斎(いは)ひ
待たねか ただ身かも 過ちしけむ 秋さらば 帰りまさむと たらちねの 母に申して 時も過ぎ 月も経ぬれば 今日か来む 明日かも来むと 家人は 待ち恋ふらむに 遠の国 いまだも着かず 大和をも 遠く離(さか)りて 岩が根の 荒き島根に 宿りする君(#15.3688)」
「天皇の遠い朝廷ミカドと朝鮮に渡る宅滿ヤカマロ家の人の浄めて待たぬか自からが過ちしたか秋くれば帰りましょうとたらちねの母に告げきて時も経ち月も重ねて今日帰る明日は帰ると家の人待っているのに遠の国いまだ着かずに大和さえ遠く離れて岩の下荒い島根に眠る君だよ()」

「石田野イタワノに宿りする君家人のいづらと我を問はばいかに言はむ(反し歌二首 1/2 #15.3689,)」
「岩田野に眠るあなたを家の人どこかと問えばどう答えましょう()」

「世の中は常かくのみと別れぬる君にやもとな吾(あ)が恋ひゆかむ(反し歌二首 2/2 #15.3690 右三首は、姓名がよめる挽歌(かなしみうた)。)」
「世の中はいつもこうだと別れたがあなたを思い旅するのかな()」

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シロクマのこと(2)

2013年02月25日 | 日めくり帖

2/25
「突然にアタマが真っ白パニクればどう解決をすればいいのか()」
「パニクってアタック受ける精神は心療内科に患者を運ぶ()」
「誤りは回避行動とっていき泥沼に入るそんな人たち(回避的コントロールをとる)」
「回避的コントロールには限界がパニクったときその解消は()」
「パニクれば声出しそれを言ってみる実況中継する気持ちにて()」「回避的コントロールの考えはABC理論からでないかと()」

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