そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

川上さん逝く

2013年10月31日 | 挽歌もどき

10/31

「プロ野球打撃の神様と伝説の川上さんが老衰で逝く(享年93歳)」

「プレイするところは見ずも監督でV9戦士を幾多育てる()」

「伝説のV9時代の巨人軍寄りきりうっちゃり常に勝ちたり()」

「現在の巨人の伝統作りたる川上哲治はすごい人かな(伝説とか勝つ仕組みを作る人はエライ)」

「神様とよばれし人も悩んでは座禅を組んで開眼すると()」

「球界を代表したるONや野村さんらが弔意を述べる()」

「これといい変わることなどないけれど寂しくなって空気が変わる()」

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万葉集#20.4331-20.4333

2013年10月31日 |  / 万葉集

10/31

「家持が防人たちが別れいく悲しみ思い詠める歌とか(防人の悲別ワカレの心を追痛イタみてよめる歌一首、また、短歌)」

「天皇スメロキは筑紫の山城キ守らんと猛き軍卒イクサと労ネぎらいたまう(天皇スメロキの遠の朝廷ミカドとしらぬひ筑紫の国は賊アタまもる鎮オサへの城キそと聞こし食ヲす四方の国には人多サワに満ちてはあれど鶏トリが鳴く東男アヅマヲノコは出で向かひかへり見せずて勇みたる猛タケき軍卒イクサと労ネぎたまひ)」
「任マケのゆえ母・妻と離カれ難波へと集まり船で漕ぎゆく君は(任マケのまにまにたらちねの母が目離カれて若草の妻をも枕マかずあらたまの月日数ヨみつつ葦が散る難波の御津に大船に真櫂しじぬき朝凪に水手カコととのへ夕潮に楫引き撓ヲり率アドもひて漕ぎゆく君は)」
「波の間を早く行っては恙無く任を果たして無事還り来せ(波の間をい行きさぐくみ真幸マサキくも早く到りて大王オホキミの命ミコトのまにま大夫マスラヲの心をもちてありめぐり事し終はらば恙ツツまはず還り来ませと)」

「甕を置き白服ととも黒髪を長く祈れるかかわいい妻らは(斎瓮イハヒヘを床辺トコヘに据ゑて白妙の袖折りかへしぬば玉の黒髪しきて長き日ケを待ちかも恋ひむ愛ハしき妻らは)」

「天皇スメロキの 遠の朝廷ミカドと しらぬひ 筑紫の国は 賊アタまもる 鎮オサへの城キそと 聞こし食ヲす 四方の国には 人多サワに 満ちてはあれど 鶏トリが鳴く 東男アヅマヲノコは 出で向かひ かへり見せずて 勇みたる 猛タケき軍卒イクサと 労ネぎたまひ 任マケのまにまに たらちねの 母が目離カれて 若草の 妻をも枕マかず あらたまの 月日数ヨみつつ 葦が散る 難波の御津に 大船に 真櫂しじぬき 朝凪に 水手カコととのへ 夕潮に 楫引き撓ヲり 率アドもひて 漕ぎゆく君は 波の間を い行きさぐくみ 真幸マサキくも 早く到りて 大王オホキミの 命ミコトのまにま 大夫マスラヲの 心をもちて ありめぐり 事し終はらば 恙ツツまはず 還り来ませと 斎瓮イハヒヘを 床辺トコヘに据ゑて 白妙の 袖折りかへし ぬば玉の 黒髪しきて 長き日ケを 待ちかも恋ひむ 愛ハしき妻らは(#20.4331)」

「大夫の靫ユキ取り負ひて出でて行イけば別れを惜しみ嘆きけむ妻(反歌 1/2 #20.4332)」
「大夫マスラヲが矢立を背負い家出れば別れを惜しんで嘆くか妻は()」

「鶏が鳴く東男の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み(反歌 2/2 #20.4333)」
「鶏が鳴く東男が妻と別れ悲しいだろう年月長く()」

「この歌は二月八日に家持が防人思い作る歌らし(右、二月の八日、兵部少輔大伴宿禰家持)」
「()」「()」



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万葉集#20.4328-20.4330

2013年10月30日 |  / 万葉集

10/30

「大王の命かしこみ磯に触り海原ウノハラ渡る父母を置きて(1/3 #20.4328 右の一首は、某郡助丁スケノヨホロ、丈部造人麿)」
「大王の拝命ゆえに磯に触れ海原をかける父母あとにして()」

「八十ヤソ国は難波に集ひ船飾り吾がせむ日ろを見も人もがも(2/3 #20.4329 右の一首は、足下郡アシカラノシモの上丁カミツヨホロ、丹比部國人)」
「諸人ら難波に集い船飾り吾がする姿見る人もいて()」

「難波津に装ひ装ひて今日の日や出でて罷マカらむ見る母なしに(3/3 #20.4330 右の一首は、鎌倉郡の上丁、丸子連多麿オホマロ。)」
「難波津に装ひこらし晴れの日に出かけまいれる見る母なしに()」

「相模から来る防人の歌八つ拙き五首は載せないという(二月の七日、相模の国の防人部領使、守カミ従五位下藤原朝臣宿奈麿スクナマロが進れる歌の数八首。但し拙劣ツタナき歌五首は、取載アげず)」

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万葉集#20.4324-20.4327

2013年10月29日 |  / 万葉集

「遠江トヘタホミ白羽シルハの磯と贄ニヘの浦と合ひてしあらば言も通カユはむ(4/7 #20.4324 右の一首は、同じ郡の丈部川相)」
「遠江なる白羽シラハの磯と贄ニヘの浦と合っていたなら便りもできる()」

「父母も花にもがもや草枕旅は行くとも捧ササごてゆかむ(5/7 #20.4325 右の一首は、佐野サヤノ郡、丈部黒當)」
「父母が花であったら草枕旅に行くとき捧げてゆこう()」

「父母が殿の後シリヘの百代草モモヨグサ百代いでませ我が来たるまで(6/7 #20.4326 右の一首は、同じ郡生玉部イクタマベノ足國タリクニ)」
「父母の家の後ろの百代草モモヨグサ百歳まで生きて吾帰るまで()」

「我が妻も絵に描き取らむ暇イツマもか旅ゆく吾アレは見つつ偲はむ(7/7 #20.4327 右の一首は、長下郡、物部古麿フルマロ。)」
「わが妻を絵に描き取ろう暇あれば旅ゆく吾アレは見ながら偲ばん()」

「浜名湖のあたりの史生フミヒト防人の歌進上す拙きもあり(二月の六日、防人部領使コトリツカヒ遠江トホツアフミの国の史生フミヒト坂本朝臣人上ヒトガミが、進タテマツれる歌の数十八首。但し拙劣ツタナき歌十一首有るは取載アげず。)」

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岩谷時子さん逝く

2013年10月29日 | 挽歌もどき

10/29

「岩谷さん越路吹雪のマネージャーずっと支えてきた人らしい(享年97歳)」

「シャンソンの訳詞が最初の仕事とか名曲幾多世に送りたる()」

「死ぬの本田美奈子は母さんと呼びて伝えるボイスレターを(アメージンググレース繋がりか)」

「作詞家の岩谷時子さんを大絶賛テリー伊藤は師とも仰げる(弟子入りを志願した)」

「テリーいう阿久悠さんと時子さん昭和の歌を代表すると()」

「そのうちに『ろくでなし』など持ち歌にしてみんかなと思い深めん()」

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