そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/12/31)

2017年12月31日 | 日めくり帖

2017/12/31

「来年はよき句つくらんとぞ思ふ(M30)」
「子規にしてこの句のあるは驚きも出来不出来には敏感なるか()」
「来年は元号変わる五月にはなにか記念のことを成さんか()」
「大晦日年越し蕎麦がポピュラーも地方によりて正月料理を(『大晦日の正月料理』)」

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季語探偵【注連飾る】

2017年12月30日 | 俳句

2017/12/30

【注連飾り】
紙垂カミシデ、シデ、裏白、譲り葉、橙等で作る注連飾りは、正月に年神様を向かえるための神聖な橋に張るのが注連縄である。
¶有馬には太閤橋に注連飾る
¶注連縄に粗く吊るるや紙垂カミシデが、

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子規の一句と時候(2017/12/30)

2017年12月30日 | 日めくり帖

2017/12/30

「煤払や神も仏も草の上(M28)」
「仏壇や神棚のもの移動して庭に仮置き煤払いでは()」
「幼きに晦日前には餅つきを習慣としたわれらの家は()」
「神仏も登場をして家族での総出の様子うかがわれおり()」
暦果つ、暦の末は季語なりし今日カレンダー新しくする(『古暦』)」
歌書くに短冊にせし古暦(隆夫)」

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季語探偵【名残の空】

2017年12月30日 | 俳句

2017/12/29

【名残の空】
『名残の空』とは、大晦日にその年の名残を惜しんで空を見上げることである。名残の空にすると六音になって扱いが難しい。本当は、『年の空』『名残空』にして五音にするのが普通。
¶解体をできぬ犬小屋名残空

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子規の一句と時候(2017/12/29)

2017年12月29日 | 日めくり帖

2017/12/29

「海広し師走の町を出はなれて(M27)」
「近道に氷を渡る師走哉(子規)」「鮭さげて女のはしる師走哉(子規)」
「大声にさわぐ師走の鴉かな(子規)」
「海広く港を出れば世俗なる師走の煩雑関係はなし()」
「正月の飾りをいつに飾るのか大晦日とか二十九日は避ける(『正月飾りの忌み日』)」
「門松は神の依り代注連縄は結界なりし上手く飾れよ()」
「有馬なる太閤橋に正月の注連縄張りし結界として(増す富稲荷神社の)」


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