そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

パコ・デ・ルシア逝く

2014年02月28日 | 挽歌もどき

2014/02/28

「端正な 顔で燃えたつ フラメンコ パコ・デ・ルシアが 亡くなれるらし(享年66才)」

「訃報では写真を見れど禿げ上がり面影なくて時容赦なし()」

「LPの彼の奏でるメロディーやリズムを聴いて彼を偲ばん()」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まどみちおさん逝く

2014年02月28日 | 挽歌もどき

2014/02/28

「童謡の『ぞうさん』などをつくられしまど・みちおさん老いて逝かれし(享年104才)」

「まどさんの『おなら』の歌はおもしろい『でてきてあいさつ』するとこがいい
(一年生になったら………もまどさんの詩)」

「戦友の近藤和一を逆に読みチイズカウドンコで笑った話
(上官に殴られ隣り合わせで飯を食ったときに帽子の名前を見て読み違えた)」

「まどさんに応援されてもたよれないただ優しさに癒されるかな
(私は絶望感が持てないほど弱い人間だから)」

「声荒げおいかけまわせば隙をみて刺すに来るのか蚊というものは
(蚊も亦さびしいのだ。刺しもなんにもせんで、眉毛などのある面を、しずかに触りに来るのがある)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創世の神々-1( 補遺)

2014年02月28日 |  / 古事記・古代史

2014/02/28

「まず始め空と海とがありまして海かき回し地上がなれる(0と1があって海面を突き破って0に近づいた存在?)」

「空海と己オノレ呼びたる人いれどこの世の原初に思い至るや()」

「0と1思念重ねば数学の無限にいくが0になれない(0はないのだといえないか)」

「神のなか『天之御中主』がいるけれど0とか点のようなものかな()」

「創成の遠き記憶の構造は淤能碁呂・出雲・はたまた天か
(大和朝廷が古事記を編纂したときに九州・出雲・大和の三角形構造にしたのかしら。
 原初は別々なのを壮大なロマンにしたと思えば楽しい。後世からすれば壮大なミステリーになっている)」

「火山国熔岩流れ固まれるさま見て想うや始元の姿()」

「黄泉の章『青人草』と呼ぶ件クダリ宇摩志阿斯訶備比古遅ウマシアシカビヒコジと同じ想いか(三浦祐之氏の解説にあった)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄泉国訪問

2014年02月27日 |  / 古事記・古代史

2014/02/27

「もう一度逢いたく思い妻の後を追っていきたり黄泉の国へと()」

「閉ざされる黄泉の入り口開いては伊耶那岐・伊耶那美再会をする()」

「われらする国産みのこと道半ば一緒に帰ろうと伊耶那岐はいう()」

「黄泉国の食べ物食みて帰れぬも聞いてきますと伊耶那美はいう()」

「待ちたれどなかなか妻は帰らない痺れ切らして洞窟に入る()」

「暗闇に湯津津間櫛ユツツマグチの男柱に灯をともせば絶句の景色(櫛の両脇の太い部分)」

「伊耶那美は腐敗が進み蛆虫がゴロゴロといい体にたかる()」

「伊耶那美の体のあちこち雷がなり出でており戦慄はしる
(1頭:大きな雷
,2胸:火の雷
,3腹:黒い雷
,4陰ミホトト:さかんな雷
,5左手:若い雷
,6右手:土の雷
,7左足:鳴る雷
,8右足:伏す雷)」

「伊耶那美は恥かかせたと伊耶那岐を醜女を使い追いかけさせる()」

「醜女追う逃げる伊耶那岐髪飾り投げればそれが野葡萄になる(醜女にそれを食べさせ時間稼ぎをする)」

「また逃げて湯津津間櫛ユツツマグチの歯を欠いて投げればそれが筍になる(筍を抜いてたべている間に逃げる)」

「雷や醜女は追える伊耶那岐を十柄の剣抜いて抗う()」

「逃げてきて黄泉比良坂ヨモツヒラサカの坂本に桃三つありそれを投げたり()」

「その桃に醜女ら逃げる霊威にて意富加牟豆美オホカムズミと名を与えたり()」

「伊耶那岐は現世ウツシヨの人同様に助けなさいと桃の木にいう(意富加牟豆美オホカムズミと名付く)」

「伊耶那岐は黄泉の出口を岩をもち塞いでしまい後追えぬなり(この時の岩を『千引きの岩』という)」
「伊耶那岐と伊耶那美交すやりとりは『千人殺せば千五百産む』と()」

「黄泉国の住人となる伊耶那美は黄泉津大神ヨモツオオカミと呼ばれるように
(伊耶那岐に追い付いたことにより道敷大神チシキノオオカミとも呼ばれる)」

「伊耶那岐が 黄泉平良坂 塞ぐ岩 道返之大神チガエシノオオカミと名付けられる
(塞坐黄泉戸大神サヤリマスヨミトノオオカミとも言われる) 」

「ここでいう 黄泉平良坂 今でいう 伊賦夜坂イフヤサカなる 地名であると()」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迦具土の頸斬り

2014年02月26日 |  / 古事記・古代史

2014/02/26

「伊耶那岐は伊耶那美亡くし枕元・足元を這い臥して泣きたり(たぶんギャーギャー泣いたんだろう)」

「流したる 涙で生れる 泣沢女ナキサワメ 香久山麓フモトの 木の下にある()」

「伊耶那美を出雲と伯耆の境なる比婆の山へと葬りたりき()」

「代えがたき伊耶那美命を奪いたる火の迦具土の頸斬り落としたり()」

「斬りし剣先に着きたる血が巖に飛んで出来たる石柝サクの神()」

「同様に続いて二神生まれると根柝と石筒の男の神()」

「斬りし剣元につきたる血も巖に飛んで出来たる甕速日ミカハヤヒの神と()」

「同様に続いて二神生まれると樋速ヒハヤ日の神と建御雷タケミカズチの男の神()」

「建御雷またの名を持ち建布都タケフツや豐布都トヨフツなどとも呼ばれていたり()」

「指間から流れる血よりなれる神 闇淤加美クラオカミの神・闇御津波クラミツハの神()」

「頸のない迦具土神の身体からその部位ごとに八神成れると
(1正鹿山津見:頭
,2淤土山津見:胸
,3奥山津見:腹
,4闇山津見:陰ミホト
,5志芸山津見:左手
,6羽山津見:右手
,7原山津見:左足
,8戸山津見:右足)」

「伊耶那岐の剣は長く十柄とか天の尾羽張・伊都の尾羽張という()」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする