そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

明石〔10〕

2007年07月31日 |  / 源氏物語
7/31
「難波江に着き住吉へ使いやるお礼参りは別の機会と()」
「忘らるる身をば思わず誓いひてし人の命の惜しくもあるかな(拾遺集)」
「帰りきた源氏の君は員外の権大納言にとお昇りになる()」
「かぞいろはあはれと見ずや蛭の子は三年になりぬ足たたずして
(日本書紀竟宴の歌)」
「わたつ海に沈みうらぶれ蛭の子の足たたざりし年は経にけり(#74)」
「蛭子とは国生み二神の御子なりき三年たちても足たたざりきの
(イザナミ、イザナギ)」
「宮柱めぐりあひける時しあれば別れし春のうらみ残すな(#75)」
「うど浜のうとくてのみや世をば経ん波のよるよる逢ひみてしがな(古今六帖)」
「東宮に会えば成長したりけり学問なども勝れてよけれ()」
「歎きつつあかしの浦に朝霧の立つやと人を思ひやるかな(#76)」
「秋さらばあひ見むものを何しかも霧にたつべく歎きしまさむ()」
「わが故に妹なげくらし風早の浦の沖べに霧たなびけり(万葉集)」
「かへりてはかごとやせまし寄せたりし名ごりに袖の干がたかりしを(#74)」
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小田実を悼む

2007年07月31日 | 挽歌もどき
7/31
「べ平連率いて過激に生きた人小田実さん胃ガンで逝けり(享年75才)」
「アジ口調好きにはなれぬ話し方しかし身近な小田実さん(二冊本を読んだ)」
「1ドルで一日過ごす旅日記憧れもってむさぼり読んだ
(『何でも見てやろう』)」
「最近は護憲の立場で安倍さんに反対したる小田実さん()」
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自民惨敗

2007年07月30日 | 日めくり帖
7/30
「大差つけ参議院選民主勝つ小沢党首は雲隠れする(体調不良で入院)」
「歴史的大敗喫す自民党総裁辞職次の争点
(松岡、赤城をやめさせなかったのと同様辞めないだろう)」
「やはりへた言わざるを得ず安倍さんの人の扱い民意の読みを()」
「どう出るか小沢党首の次の手はマニフェストにはいかに対応()」
「丸川は当選したりこれからはそっと観察目を丸くして()」
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明石〔9〕

2007年07月30日 |  / 源氏物語
7/30
「新しい年になりても天皇の病気すぐれず世間は騒ぐ()」
「天皇は大后には背きたり源氏を許す評定を出す()」
「女君六月ミナツキのころ兆しあり別れの間際わび心でる()」
「明後日の出立前に会いに行きみめかたちいい人と知りたし()」
「このたびはたち別るとも藻塩やくけぶりは同じかたになびかん(#64)」
「かきつめて海人の焚く藻の思ひにも今はかひなきうらみだにせじ(#65)」
「まだきかぬ琴を聞きたく所望する聞いてビックリいい音を出す()」
「なほざりに頼めおくめれひとことをつきせぬねにやかけて忍ばん(#66)」
「あふまでの形見に契る中の緒のしらべはことに変わらざらなん(#67)」
「うち捨てて立つも悲しき浦波のなごりいかにとおもひやるかな(#68)」
「年経つる苫屋も荒れて憂き浪のかへる方にや身をたぐへまし(#69)」
「寄る波にたた重ねたる旅衣しほどけしとや人の厭はん(#70)」
「形見にぞ更ふべかりける逢ふことの日数はだてん中のころもを(#71)」
「世をうみにここらしほじむ身となりてなほこの岸をえこそはなれね(#72)」
「都出でし春の歎きにおとらめやとし経るうらをわかれぬる秋(#73)」
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明石〔8〕

2007年07月29日 |  / 源氏物語
7/29
「二条院の姫に告白する源氏不思議にはかない夢見ましたと()」
「忘れじと誓いしことをあやまたば三笠の山の神もことわれ(河海抄所引)」
「しほしほとまづぞ泣かるるかりそめのみるめは海人のすさびなれども(#62)」
「君をおきてあだし心をわが待たば末の松山波も越えなん(#63)」
「うらなくも思ひけるかな契りしをまつよりなみは越えじものぞと(#63)」
「紫に遠慮があるか独り寝に暇もてあまし絵日記を描く
(紫も同じようなことをしていた)」
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