きょうの仕事の帰りに、この春まで同じ課でいっしょに仕事をしていたYさんとばったり会いました。
彼女は私より少し年上の人なのですが、新しい職場では「若手」なのだそうで、遠くまで人を乗せて車で訪問先まで行っているときいて、ああ、がんばっておられるなぁと感心しました。
私「そうそう、Yさんのお気に入りのからあげ弁当、きょう私3つ買っていったんですよ」
Yさん「へぇ。Iさんもふじたさんにそんなこと頼むようにならはったんやねぇ」
私「ちょうど、きょうのお昼にYさんの話をしていたところだったんです」
Yさん「まぁ、奇遇ねぇ。そうだ、ふじたさんの好きなものみせてあげる」
Yさんはスマホを指でシュッシュッと動かして、このあいだ行ってきたという長良川の鵜飼いの様子を見せてくれました。
私「あの、わたし、鳥が苦手なんです」
Yさん「あら。暗いし遠いから鵜なんて見えないから大丈夫よ」
そういって、夜の写真と、お昼のごちそうの写真を次々に見せてくれたあと、「これこれ」といって見せてくれたのが「いでたん」でした。
私「あーいでたんだ!」
いでたんというのは井手町商工会のマスコットキャラクターです。私が好きなのを知っていて、Yさんはシールやメモ帳などのグッズをくださったこともありました。
Yさん「そうだ、秋のイベント、いでたんの中に入ってみない? 小さい大人がいいのよ」
小さい大人・・・・ 確かに条件は満たしています。
Yさん「大きいと、足がはみでたりするから。春のイベントに入っていた女性は事情があって今度は無理みたいなのよね」
私「えー。いでたんと握手したいですけど、入りたくはないですー」
Yさん「いでたんが大好きな子供たちと握手したり、むぎゅーができるよ」
私「暑そう・・・・」
若ければ好奇心でやったかもしれないけれど、そんなこと一日やったらしばらく動けなくなりそう。まぁ、Yさんも本気で言ってるわけじゃないと思いますけど。
でも、ちょっとだけ、いでたんになった自分を想像したりして、楽しい帰り道でした。