ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会

2014-07-04 22:36:41 | 日記

 きょうはお休みの日。郵便局へ行き、メール便をだし、歯医者へいき、買い物をして一度家に帰り、お昼ご飯を10分で食べて、山城歌会へ行きました。いつもお休みの日はばたばたです。

 

 きょうは畳の部屋でした。参加者は12名。新幹線で来られた人もありました。きょうの私の歌。

 

 ・雨音が激しく屋根に響ききてついにわたしは泣きそびれたり

 ・退会を迷う手紙に返事する短歌を好きでいてくださいね

 

 1首目は、「わたしは泣きそびれたり」に故意的なものを感じる、という意見がありましたが、泣きかかっていた子供が大きな音にびっくりしてきょとんとした感じを読み取ってくれた人があって、いい評だなと思いました。ほかには雨音そのものではなく、屋根に響いていて家全体が震えているような細やかさを言ってくれた人もありました。2首目は「退会を認めるか、引き止めるか」の立場がはっきりしないという意見に、「立場をはっきりさせないところがいいんだ。はっきりさせたらこの歌の良さがなくなる」とはっきり言った人がありました。

 

 ここの歌会はいつも思うのですが、前評者に引きずられることなく、しかも、しっかり前評者の言っていることをきいて、それに対してどう思ったかをそれぞれの人が意見を言えるところがいいなと思います。人数も時間もちょうどいいのかもしれません。17時前に終了。時間のある人でお茶に行きました。

 

 年代がバラバラで、だからこそ、その人のいまの悩みが深刻にならずに「それでいいのか」というふうに思えるのかもしれません。閉店時間の18時までいて、解散。新幹線で来られた人は来月も絶対来ます、ということでした。

 

  帰宅したら問い合わせの電話がありました。いろいろ話しているうちに、「そういえば、現代短歌6月号に『白へ』の書評が載ってたよ」と教えてもらいました。「え、全然知らなかった・・・教えてもらってありがとうございます」というと、「読んであげる」といって、全文読んでくださいました。書いてくださった木下孝一さんに感謝ですが、ためらいもなく全文読んでくださったその人の行為そのものにじぃんとなりました。そして、いまごろですが、木下さんにお礼状を書いたところです。

 

 

 

 

 

コメント
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