本日は水曜日だから休みです・・・で、久々旅日記。紫陽花でもね・・・まずは割りと近くにある昔の鉄道橋。レンガ造りのモノ！ここは前から行きたかったんですよね。
鉄道橋は元の鳥栖筑紫野有料道路の側道の下にあります・・・なので道也に走って本線に合流後は鳥栖方面へ・・・本来の目的地、萬歳寺を目指して河内ダム方面へ・・・
時期を外したのか？間違いなのか？紫陽花は道沿いにはありましたがね・・・ここで終わりにするのは・・・って事で林道を抜けて九千部山へ。
今日は今までサイドカーで走った林道の中では一番ハードでしたが、頑張ってくれましたね・・・特に問題無し。九千部山頂からの景色はずいぶん霞んでましたが・・・詳しくは近々ホームページの方で・・・
こちらも月曜から修理預かりのHさんのトモス。時々ブレーキの戻りが悪いそうな・・・スタッフが試運転しても症状は出ないけど・・・
フロントに出るらしいので、バラして様子見。これといったのはないですが安心の為。
シューが張り付いていたのか？とにかく清掃してカムも薄くグリスアップ。月曜・火曜と症状は出ず。ついでに依頼の鳴きもおさまったから良しとしますか。
昨日から修理預かりのMさん妹のベスパ・・・やはり今日もシフトの動きが渋すぎ・・・で、分解清掃後は春日のNHKまで試運転。作業内容は以下に。
結局開けないと分からない・・・ずいぶん以前に他で強化クラッチを組んでるとの申告もありましたのでね・・・
で、出てきたのは申告どおり四枚クラッチ。これなら確かにクラッチは渋くはなりがち・・・しかし放置期間中に張り付いてるのか？少し渋さにも限度がある。
減ってないクラッチ板。鉄板も歪みなし・・・なので清掃してオイル漬け。溝は掘ってないから軽くあたりますか・・・
プレートの合わせをしっかりするために、いつものケースに一旦セットしてからスプリングを解除。
パッキンはボロボロだったので新品に交換。高耐熱ガスケットフィット。もちろんブレーキバックプレートのパッキンも交換しましたよ。今日の試運転では格段に良くなったけど明日まで様子見ですかね。クラッチケースのネジが少し傷んでましたね・・・
Mさんの妹さんのベスパです。なんでも四年ぶりに乗るとシフトが硬いそうで・・・写真はとりあえずの軽整備後に試運転。中ノ島公園近くの不入道です。
シフトが硬いのには・・・まして久しぶりに乗るのなら。シフトワイヤーの錆。シフトグリップ自体の硬さ・・・で、各部グリスアップで解決・・・のはずが。元々乗られていたレベルには戻ったんでしょうが・・・イマイチですね。おそらくクラッチ自体の問題と思いますが、望みをつないで試運転で新しいオイルに馴染んでくれないかなと思ってましたがね。
今日の中ノ島公園は出店なんかもあって賑わってっましたね・・・明日もう一度試運転してクラッチを開けるか考えます。
今日も時間出来ればスタッフがPXで遊んでます・・・エンジン下ろす時にキャブケース丸ごと外すのは彼の癖なのか・・・
下ろすと意外にキレイなエンジン・・・倉庫にしまうときに洗ったんだっけ？ずいぶん前だから覚えてない・・・
クラッチが破損した後もエンジンはかかっていたのでね・・・まあ使えるでしょう・・・ノンビリやってるから通常業務が入ってくるから中断です・・・
スタッフが遊びでいじり始めたPX。最初からクラッチがダメなのは分かってるけど、当然新品なんか使う訳ない！あくまでも遊びだからね・・・で、部品取りに昨年まで当店代車として活躍していたCOSA1を・・・雨ざらしでしたが程度は良し。欠点はマットの裏が錆びやすい・・・
スペアタイヤホルダー裏にレギュレーターやスターターリレーがある・・・凄まじい整備性ですな！まあこれをとるとクラッチへのアクセスが簡単です。
油圧の配管が通っている以外は特に違いもなく・・・ケースを開けると見慣れた旧タイプのクラッチアッセンが。このタイプの方がクラッチは若干重いけど丈夫だからね。
いつもどおり・・・外すにはS字の金具で固定してキャッスルナットは専用のレンチで・・・って右上の工具は右は純正で左は作り物です・・・要はその形であれば良いわけです。
あまり考えずに開けたCOSA1のクラッチギヤは・・・21歯でした・・・あれれ・・・今バラしてるPXはよくある23歯・・・ギヤを入れ替えか別物にするか・・・それとも中身丸ごと？まあノンビリやってください・・・まずはPX側のエンジンがどれだけダメージあるかも調べないとね。今回は私の自宅に多数のCOSAがあるから整理がてらの部品取りなのです。
今日から仕事の合間にスタッフの遊びになったPX・・・かなりの程度の悪さ・・・外装はそうでもない？どちらにせよ同じ仕上げるにも、元々良いベースを使いたいですよね・・・
このベスパは前の持ち主が余程酷かったのか？クラッチアッセンのケースが広がってます・・・Cリングもぶっ飛んでバラバラ・・・クラッチの鉄プレートも虹色に焼け・・・ってPXの中でもこのタイプのクラッチはFL等に比べて丈夫なはずなんですがね・・・右は比較に？P125Xのもので22歯。PX200は23歯でアッセン自体のサイズも違います。画像の中で足りないコルク板のクラッチは・・・グニャグニャに曲がっていたので以前に捨ててしまってます。
私の所の作業台はかなり常識外れに分厚い鉄板で出来てまして・・・簡易的な定盤代わりになりますが・・・それ以前に凄い歪みです。代車に使うくらいに直すのか？またまた遊びなのかはスタッフのやる気次第ですかね・・・
今日からスタッフは別のオモチャ・・・ボロボロのPXで遊ぶみたい・・・当然売り物にはならないし、しないブツですがね。で、部品の選定を兼ねて、違いの説明等でも出来ればと・・・左は旧タイプのユニットで右がPXですね。
シフトのスパイダーにつなげるロッドは逆ネジです・・・で、旧タイプは写真のようにバラになって、指してる位置に薄いワッシャーを入れて折り曲げて弛み止めのロックです。
PXのはバラにはなりません・・・で、弛み止めとしてはシャフトをかしめるような感じでつぶします。
かしめるというか潰すためのプレートにはそれなりの寸法がありまして、業務用マニュアルに書いてありますが・・・まあこんな形なら大丈夫ですよ。で、この突起部にセレクタ中心部を載せて・・・
この状態で上から直接ではなく・・・パイプをかませてガツンと・・・で、ネジが潰れて弛み止めって訳です。ワッシャータイプの方が安心出来る気もするけどね。
火曜日にY氏からお尋ねの排気音漏れの箇所を・・・Y氏のは125ET3ですがね・・・ちょうど今日スタッフが50Sを触っていたので説明ついでに。増し締めするか、パッキンまで交換かはお好きに・・・
50Sと125ET3ではエルボーの形状やジョイントの有無がありますが、話は同じ事ですから。オレンジは耐熱シール剤ですね。
この50Sはついでにブレーキシューの清掃までしたからであって排気音漏れだけならここまで開ける必要は無し。
現在125ccクラスでの在庫は、このFL2の125ccのみです・・・人気色のはずが・・・125ccだから？自賠責や任意保険でメリットありなのですがね。コチラはコミコミで￥298,000です。少しノンビリしたのか在庫が追いついてませんね・・・Vintageクラスも店頭在庫が減ってしまってますので今月からは仕入れに力を。
