Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

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Vespa PK125S elestart

2015-02-13 | 整備・点検ポイント/旧車(その他)

ブログ更新さぼっていたのは・・・この変な?ベスパのめどがつくか考えてたのと引っ越し終わったブログのサービス期間終わりに伴う変更とか、ホームページは今月中になんとかしないと・・・とかグダグダでしたので。で、このベスパPK125ですが、PKって私の趣味ではない。1991年からやってるこの店でもPKあたりを触ったことはかなり少ない・・・まだ平尾に店があった頃にPKの80や50のオートマ!触った記憶。その頃は50はさすがに遅かったけど80はまあまあ走るな・・・80だったか125だったかも記憶が定かでないけどね。ブログとかやってないし。その後ホームページの方に記載してるとおり50Aや125Aはしばらく持ってたし代車としても使用されてましたね。マニュアルミッションタイプのPKも二台ほど50を触った事あります。しかしマニュアルの125は触った事なかったな~と思って無理な仕入をしてしまいました・・・まあどうせ商品にはしないで遊びか代車だからね。

エンジンは始動するのはわかっていたけど電装品は全て不良との話でしたので・・・まずは裏返しになってるリヤホイールを外してボロボロのタイヤを交換。チューブのバルブ向きが反対でしたので。ミシュランのS1に交換しました・・・安いので。

私の倉庫には以前オート系が三台部品取りであったのですが・・・そんな出番の無い車両にスペース割くわけにもいかずに野間に移転してからしばらくして全て廃棄したのですが、細々部品は取ってましてホイールは使える?と思ってもってきたけど使えなかった・・・ってかこれAのなのかXLのなのかすらよく分からない・・・50Aや125Aはブレーキシューが片一方のみのタイプだったからドラムも違うのかね?PKに造詣深いわけないので知らない・・・

ブレーキシューはPXとかと同じなんでしょうかね・・・?とりあえず効くから交換せず今はそのまま・・・ミッションオイルの吹き出しとかもないから良好ですな。

入荷してきたときにフロー気味に感じたのでその場で手持ちのET3のキャブからフロート室あたりを交換して様子見してたけど尚酷いので再度元のパーツにパッキン交換等でやりなおしました。なので現在はプラフロート室では無いよ・・・

基本再生産のET3のベース車両がこのPK125なんだろうからキャブも口径その他は同じなんだけど・・・アクセルワイヤーの方向が違う。あとエアクリーナーボックスの取り付けがちょいと違うので、元のキャブが使えるならそれがいい。で、この時点での問題点はヘッドライト・テールライト以外は全滅って事。でも不確かな記憶では125Aあたりはホーンのみキーオンで作動でウィンカーは始動しないと点滅しなかったんだっけ?・・・・とか記録もないから悩んでいても仕方ない。そして何故か店には12Vバッテリを搭載するベスパが一台も無い・・・なのでバッテリーが来るまで中断してただけ。

そういや不確かな記憶では125AにはYB9-Bが積んでたような・・・で、こいつはYB7-Aの互換品で試しにゲルバッテリー。で、結果はセルはギュンギュン回るしホーンはうるさいくらい。そしてウィンカーはエンジン始動に関係なくキーオンでカチカチ・・・DC駆動ですね。で、全て解決かと思えばストップライトが点灯せず・・・125AはストップはDCじゃなかったような記憶が・・・ウィンカーもね。で、この時点でブレーキアーム内のスイッチ見たら焼けてましてね・・・磨いたら復活。ストップライトもDCでした。バッテリーの受け持つパートが多いのでチャージ具合には気をつけないとですね。現在若干オーバーチャージ気味な気もするけど。

試運転コースを走った感想。まずはライトはレギュレーター作動してるみたいで切れませんでした・・・シフトはやはりスパスパ気持ちよく入りますね。ET3がこんな感じになったらって思う方の気持ちは分からなくもないかな?私はどうでも・・・以前乗ってた125Aにくらべると軽快感が数段上ですね。実際の重量がどれくらい差があるのかないのか知りませんが軽く感じます。ゆっくり煮詰めていって遊び車か代車か処遇は考えます。カテゴリをどうするか?あらたにつくるか考えましたが結局旧車その他のカテゴリで。1983ぐらいって旧車とはいえないんだけど普段はあまり目にしないってことですので。現在クラッチは滑っています・・・