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Vespa 200 Rally 納車前点検とキャブフロート

2010-02-19 | 旧車(Rally・Sprint)

Blogphoto2176 今日もスタッフは部品棚の整理にかかりきり・・・私はめずらしく仕事?K氏に納車希望日を聞いたので自宅から乗ってきたラリーの点検。点検といっても散々試運転してダメ出ししてるけどね。後期型のド!がつくドノーマルです・・・

Blogphoto2177 入荷した時は錆錆だったタンクもキレイになってます。なんですが微細なカスが残ってるかも?なので散々乗り回して満タン何回分か使用したのでね・・・あけてチェック。何も無かった。良し良し・・・このポッコリ飛び出しタンクは最近入手しづらいみたいなので余程じゃないと錆取り再使用ですね。

Blogphoto2178 キャブも一旦開けてチェックしときます。チョーク・アクセルワイヤー解除して燃料ホース継ぎ手を外して・・・ラリー等の旧車はPX等の後期型と違ってキャブは取り付けナットタイプです。細めの11mmのセミディープソケットがあると良いですね。PX等はエンジン側にネジ切ってあるだけで六角レンチネジをキャブ側からネジ込むタイプですね。

Blogphoto2179 ドがつくドノーマルって言いながら・・・唯一?ノーマルでない所?キャブフロート部分。このラリー入荷時にはフロート当たり面が腐っててオーバーフロー止まらず・・・なので手持ちのコーサ1のキャブフロート部分を使っただけ。別にノーマルに戻しても良いけどね。一応バネ付きニードルの方がフローはしにくい?

Blogphoto2180 その代わり・・・このニードルは四角面が4mm。なのでいきなり通常のフロートボディには入らない。入れるならセットです。しかし今は通常フロートに入る四角面が3,5mmだったかな?にもバネ付きニードルあるみたいなので、使う時は適合を良く見ましょう。

Blogphoto2181 バネ付きの動きを写真で・・・て良く分からないですね。私見としては、まあ無いよりは良いかな?ってレベル・・・実際オーバーフローは他にも多々原因があるしね。

Blogphoto2182 バッテリーの状態も良好でした。まあラリーはバッテリーは始動には関係無いからどうでもいい?といえばそれまでだけど。

Blogphoto2183 最後は洗車して磨いて・・・しかしスタッフは雪がチラチラして寒いから明日にしましょうだとさ・・・色・サイドデカール等が懐かしい雰囲気出てるんじゃないかな?旧車は毎度納車の度に手元に残せば良かったかなと思いますし、そう思える車両に仕上げる努力をしてるつもりです。