A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

被災して思うこと

2011-03-25 | その他
被災して思うことは食料もそうですが非難所に避難している方々の食事の食器やトイレなどはどうなのだろうか?と心配してしまうところがあります。
睡眠障害はないだろうか?

水が断水のときは水は大切なので、私は食器を極力洗わないように紙のものや陶器にサランラップをまいて使用していました。
紙の皿などもサランラップを巻き何度も使用。
周りの方々も私と同じようにサランラップを巻いて使用していたと聞き「人間同じことを考えるものなのだな」と思ったりしたものです。


水洗トイレを流すにもバケツ半分の水が必要ですから、避難所には仮設トイレが十分にあるのだろうかなどと考えてしまいます。



一週間前ほど、成田の街に行ったとき普段見ることのない福島ナンバーやいわきナンバーの車を何台も見かけました。



会社のリーダーが避難用具を持っていたが懐中電灯は液漏れで使用出来ず、手回し発電ラジオは音が小さくなって不便とか、水が期限切れになっていたりとか「持っていてもちゃんと点検しないとだめだね」と。
避難用具を持っているだけ彼は持っていない僕よりセイフティーな生活をしている気がする。


「uchiさん、今、原子力発電所を無くせっていうのは電気のない原始的な生活をしろと言っているのと同じですよ」と言われたけど、今の日本の技術で、もう少しコストがかかっても効率のいい原子力に変わる安全な発電所は出来ないものなのだろうか?と思ってしまう。
快適な生活や生産性を求めてときどきその安全性が犠牲になってしまうが(日本は世界的にも安全基準の高い国ではあるかもしれないが地震が多いというのも事実)「安全あってこその生活」ではないのだろうか?と思ってしまう。
「人生は大いなる矛盾」なのかな?


「これだけの死者、行方不明者の出た、そしてこれからも出るかもしれないこの大震災の体験を無駄にしたくない」と思います。


【追記】
料理研究家、坂本廣子さんの「非常時に飲料水を確保する方法」のYouTubeに共感しました。





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東北関東大震災(東日本大震... | トップ | 宣誓 »
最新の画像もっと見る