LIFE！

『世界でもっとも短い手紙』として知られているのは「？」と「！」の手紙ではないでしょうか？
フランスの文豪ビクトル・ユーゴーが本の売れ行きを心配して出版社に「？」とだけ綴って送った手紙に対し出版社が「上々の売れ行きです！」という意味を込めた「！」を返事した手紙だと小学校高学年のとき教わった気がします。ビクトル・ユーゴーという人物についてはこのとき詳しく話していませんでしたが、そのとき先生が言いたかったことは「人は、“？”“！”で通じ合うことが出来るんだよ」ということだったのかも知れません。
LIFE！という映画を観てふとそんなことを思い出してしまいました。
この映画には「！」があるそうです。
主演はベン・スティラー。彼が主演の映画を観るのはこれが３度目です。
僕の知っているベン・スティラーはニューヨークの国立自然史博物館の夜警役とワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館で大暴れをした役の２作。（どちらかというとスミソニアン博物館を舞台にした「２」のほうが好きですね）
このLIFE！という映画では彼自身監督もしています。
なんと表現していい映画なのか答えに詰まるのですがなんともおもしろい映画でした。
下記の質問で３つ以上YESと答えた方のための映画だそうですよ。
□ 毎日毎日同じ生活を繰り返していますか？
□ 仕事で大きな失敗をしたことがありますか？
□ 空想することはありますか？
□ 大切な誰かのために夢を諦めたことはありますか？
□ 変わりたいと思っていますか？
ちなみに僕は３つ以上あったのでこの映画を観てみました。
それと僕個人としては「仕事や趣味で写真を撮ったり、扱ったりする方なども一度鑑賞してみてもいいのでは？」と思いました。
不思議な作風ですが、胸打たれる映画でした。