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百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

サードウェーブ男子の「意識高い系な一日」を追ってみた

2015-10-26 | Weblog

おいおい。男なら、

朝は富士そばを食って昼は王将で餃子と酎ハイ。


は焼鳥でも食ってホッピーだろ(^^)


オラオラ系に草食系。男の分類もさまざまだが、昨今台頭しつつあるのが「サードウェーブ男子」。“丁寧に暮らす”を標榜し、インスタグラムなどはやりのSNSに生息する彼らの特徴と生態に迫る!

<ドキュメント>サードウェーブ男子の一日を追ってみた!【平日編】

 増殖しつつあるサードウェーブ男子50人以上の生態を観察し、そこから導かれた彼らの生活を再現してみた。驚くことに、これらは架空の行動などではなく、実在の人物の証言に基づいた事実なのである……。

[サードウェーブ男子]の意識高い系な日々6時…無印良品で揃えたベッドで起床。

6時半…平日の朝食はヘルシーなものを丁寧にいただく。たいていはスムージーとグラノーラで簡単に。石垣島に移住した友人が時々送ってくれるウマい手作りパンとジャムがあるときは、iPadと一緒に持ち出して、近くの雑木林のベンチで楽しみながらビジネスプランを練ったり。自然に身を置くと、いいアイデアがあふれ出てくるから。

8時半…ポートランドでオーダーしたカスタムサイクルで出勤。途中、友達の様子を見に、サードウェーブコーヒー店に立ち寄る。テイクアウトして会社へ。

[サードウェーブ男子]の意識高い系な日々9時半…誰よりも早く出社。大量のメールへの返信や1000人近い友人たちのインスタグラムやフェイスブックは午前中にチェックを終える。朝の時間を有効活用することは、丁寧に生きることにつながると感じている。

12時半…昼食。近くの店でビーガンのランチプレート。会社に戻る途中、また違う知人をカフェに訪ね、自家製レモネードを買う。

20時…会社帰り「週末にキャンプ行きたい人~」とSNSで呼びかけ、都合のつく人とクラフトビール店で待ち合わせ。飲みながら、週末キャンプの打ち合わせを。スタンディング・スペースのある店は、こういう人数が読めない待ち合わせには都合がいい。

23時…帰宅して入浴。前日、眠りが浅かったときは、入念に半身浴。谷川俊太郎の詩集に目を通しながら、今の自分の心境と合致するものがあれば、ツイート

24時…雑誌で読んだフライパンで作れるパンのレシピが無性に気になって、粉から練ってタネを寝かせる。達成感とともに、自分も眠りにつく。


★サードウェーブ男子を読み解くキーワード

丁寧…彼らを彼らたらしめるのは、「丁寧な暮らし」「上質な暮らし」。何が丁寧で何が上質かは人それぞれなわけだが、なぜかテンプレ化されているのがサードウェーブ男子の最大の特徴でもある。

スムージーとグラノーラ…レディー・ガガが13㎏のダイエットに成功するなど海外セレブの間で広がり、昨年、日本の女子にも大ブームとなったスムージー。一方のグラノーラも、「GANORI」など専門店の登場で流行。サードウェーブ男子も実は流行に敏感?

石垣島に移住した友人…たおやかな時間が流れ、気持ちもほっこりする島は、上質な暮らしの究極。島に憧れを抱く人多し。

手作りパンとジャム…フランス発のパン店「メゾンカイザー」や鎌倉のジャム専門店「Romi-Unie Confiture」などの有名店よりも、友人お手製を好む。友に感謝し、いただきます。

ジャムiPad…レッツノートの無骨さ、丈夫さは、繊細なサードウェーブ男子にとってはヘビーなのか。アップル信者と彼らの親和性は圧倒的。スティーブ・ジョブズは彼らのアイコンで「Stay Hungry, Stay Foolish.」の言葉に、周りに流されない「丁寧な暮らし」を誓う。

近くの雑木林…人気の街がある西東京方面には緑が多く、青春を過ごした田舎の懐かしい通学路を思い出させる。

サードウェーブコーヒー店…アメリカのコーヒー文化において、シアトル系チェーン店の広がりの後にやってきた第三の潮流のこと。生産地や流通、豆の質や挽き方、入れ方にこだわる。その代表的コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」が、初の海外進出地として清澄白河に出店し、話題に。恵比寿と仙川にある「猿田彦珈琲」もサードウェーブの流れを汲む。

ランチプレート…なぜか、カフェのワンプレート料理を好みがちで、SNSに「今日のカフェ飯」をアップ。「女子っぽいって言われるけど、でも好きなんだ」的なコメントを添えて。「いいね!」もたくさん。

自家製レモネード…レモネード、およびジンジャーエールが自家製なカフェへの信頼は厚い。こうした店が主宰する手作り市はサードウェーブ男子で大盛況。SNSで告知・実況し、「おいしい」「超うまい」と賛辞を送る。決して、品評はしない。

[サードウェーブ男子]の意識高い系な日々クラフトビール店…大量生産・大量消費の価値観から距離を置きたい彼らが選ぶビールは、当然、クラフト系。違いのわかる彼らは「このビールは温度が常温のほうがいい」と、飲み方にもこだわりを持つ。「アサヒスーパードライ」の爽快感とは無縁だ。

ツイート…ツイッターにインスタ、年齢が上がるとフェイスブックなど、SNSはマストツール。公開しシェアしてつながること抜きに、彼らの上質な暮らしは成り立たないといっても過言ではない。

― [サードウェーブ男子]の意識高い系な日々 ―


頭が働くのは50代半ばから 脳の「出力性能」上げる3つの条件

2015-10-26 | Weblog

 一生のうち、最も頭がよく働くのは50代半ばから――。人工知能の研究で導かれたこんな理論が注目されている。人の脳の出力性能が最大になるためだという。

「生まれてから最初の28年は脳は『入力装置』の役割を果たします。試験勉強や仕事を覚えるといった単純記憶の機能です。次の28年(28歳以降)で、脳は回路の優先順位を付けていきます。脳の回路が成功や失敗を経験し、何が重要か判断できる力を付けていきます。そして、次の28年(56歳)から84歳の間に脳は出力性能を最大にすることが分かっています。瞬時に正解が分かるのです」

 こう解説するのは、「感性リサーチ」代表取締役社長の黒川伊保子氏だ。

 このデンでいくと、定年間近のサラリーマン世代こそ、脳の働きが人生の中で一番活性化し、今まで以上の活躍が期待されることになる。黒川氏によると、出力性能を上げるためには次の3つの条件が必要だという。

(1)睡眠の質を上げる

「毎日お酒を飲んで夜中よく眠れない状態だと、性能が上がっても“出力”できません。夜中24時をはさんだ22時から26時の4時間は、脳はさまざまなホルモンの分泌計画を練り、重要なホルモンを出すのです。この時間にぐっすり寝ていないとホルモンバランスを崩します。また、眠りに入ると、失敗や成功の脳への書き込み、運動センスや知識の書き込みができるので、眠りが上質であることは重要です」

 朝5時半くらいに性的能力や好戦的な感情をつかさどるテストステロンが充填されるという。せめて24時には眠りにつくよう努めたい。

(2)たまにパニックになれ

 身を持ち崩さない程度の浮気やギャンブルもテストステロン活性の源。ハングリー精神を呼び起こすための追い込まれる経験も大事だという。

「生理的にパニックになるとテストステロンが出るので、やる気が戻ってくるのです。妻や部下のOLさんに理不尽なことを言われて責められるのも、たまに仕事でパニックになって徹夜するのもテストステロンが放出されるという点では“スイッチ”になります」

(3)散歩
      
「ドーパミンとノルアドレナリンという、好奇心と集中力のホルモンはある程度汗ばむくらいの有酸素運動で出てきます。脳のために運動してほしい。会社の帰りに1駅歩く程度でいいので、定期的に軽い運動を取り入れてください。成功者の多くは体を動かす習慣がある人たちなのです」

 黒川氏によると、ファッションや歌など流行をつくり出す「大衆の感性」は“56年で一巡する”のだという。

「たとえばヒット商品です。『メルセデス・ベンツSLS AMG』(2010年発売)は『メルセデス・ベンツ300SL』(1955年生産開始)以来、ほぼ56年ぶりのガルウイングです。また、『通天閣』(竣工56年)、『東京タワー』(同58年)と『東京スカイツリー』(同12年)もほぼ56年。約56年前とよく似たデザインで、人々はそれを好意的に受け入れています。56年前の感性現象が未来予測に使えると言ってもいい。一方、50代後半以降のサラリーマンは物心ついた時に、この時の流行を見ています。となると、彼らベテラン社員こそ、商品開発で活躍できると思いますね」

 脳が冴えるのは定年間際から。もうひと花咲かせるチャンス到来だ。

 

出典元

日刊ゲンダイ