先日、YSP某店にてプレストコーポレーション主催の試乗車キャラバンが開催されたため、足を運んできました。事前予約が必要だったため、前以て、XT1200ZEとFAZER8の予約を入れました。どちらも試乗するのは初めてです。また、一車種につき1時間毎の試乗枠となっており、二車間の試乗時間が開いていたため、TRICITY125の試乗車があることも確認してありました。
この日は整形外科の定期受診の日であり、時間的に少し余裕を見ていたのですが、思いの外早く終わってしまい、試乗予約時間の1時間も前に到着してしまいました。予定を変更して、TRICITY125から試乗することにします。また、以前の試乗車キャラバンとは異なり、今回はYSPの店員が先導するとのことですが、これは仕方がありませんね。1時間も試乗時間があるので、じっくりと味わうことができそうです。

<TRICITY125、どんな乗り味なのか、とても楽しみです♪>

<座ってみると膝こそ当たりませんが、足の位置はほぼ固定されてしまい、自由度はありません>

<乗車時の視点から>
XT1200ZE、FJR1300AS、MT‐07に続いて、管理人は最後尾で出発します。乗り味は普通のスクーターですね。低速からの加速力も非力です。暫く走って、信号を左折。「あれ、この道は…」そうです、通常の試乗と全く同じ経路です。嫌な予感が頭を過ぎりましたが、その反面、試乗枠が1時間もあるのだからと何処かで楽観的に考えてもいました。
通常の試乗経路は狭隘な住宅街を通り抜けます。左右の前輪で、高さの異なる段差を同時に乗り越えるように意図的に走行しますが、段差そのものを感じません。これは安心ですね。車体を傾けて曲がる時の感覚は普通の二輪そのもので、前輪が二輪であることによる癖のようなものは全く感じられませんでした。
幹線道路へと合流したら、YSPの店舗のある方向へと曲がります。暫く走って戻ってきました、元の場所へ…。やはり、通常の試乗と全く同じ経路のようです。時間にして約7分、然も、その半分は幹線道路を走行するため、渋滞の中。何故これで試乗枠が1時間もあるのでしょう。全くの不完全燃焼です。

<次は初めて試乗するXT1200Z(E)だというのに、心が晴れません…>

<乗車時の視点から>
初めてのXT1200Z(E)はハンドルが幅広い印象だけしか残りませんでした。当然ながら、走行モードの変更やクルーズコントロール、電動調整式サスペンション等の最新式の電子デバイスは1つも試すことができませんでした。
最後のFAZER8の試乗まではまだ1時間半近くもあります。昼食でも食べに行こうと思っていたら、1人の店員から、試乗時間を前倒しして単独で試乗しても良いとの申し出がありました。お言葉に甘えることにしましょう。

<FAZER8>
しかし、折角の単独試乗だというのに、試乗経路のことを考えると余りわくわくしてきません。そして、FAZER8は前傾姿勢がやや強い上、4気筒の乗り味に余り面白味が感じられませんでした。
結局、3台に試乗したものの、物足りなさだけを感じて終了してしまいました。来年度は試乗経路について是非再考して欲しいところです。