年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

謎解きは正月に

2013年01月02日 | 築地市場にて

12月31日になぜ日本経済新聞に築地市場豊洲移転が1年延びるという事実を報道できたのだろうか。それにしても築地市場の隣にある朝日新聞がどうしてこの記事を書くことが出来なかったのだろうか。最近引っ越してきた読売新聞も築地市場の隣とも言えるところにある。築地の話題の鮮度が落ちていることかそれとも朝日や読売の記者は築地の現実を知って、移転やむなしと思っているのだろうか。広い世界を知れば築地の取引状況の古さが際立つ。
 毎年1月5日 築地厚生会館で築地市場関係者の新年賀詞交換会がある。そこでは東京都の中央卸売市場長の挨拶がある。ここ数年豊洲移転の取り組みの話をしていた。しかし築地市場関係者の受け取り方は当日のマグロ価格の話で気にもしていない様子だった。昨年11月27日に豊洲市場の概要が発表され、3月までに一部の施設が着工となっていたのに急に延期とは何が起こったのだろう。当然地下の埋蔵物や汚染状況がわかっていて27日に公聴会を開いたのではないのだろうか。何か選挙公示日前の記事不足を狙っていたようだ。12月31日も記事不足でこのような時期に豊洲移転延期が出ればニュースの扱いも大きくなる。まだまだ東京都中央卸売市場の役人達のパフォーマンスが今後も続く。やはりオリンピック招致の結果が出ないと豊洲移転の時期は決まらない。
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