年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

急速に減る漬物業者

2020年04月28日 | 宅老のグチ
この頃同業者の廃業が目立ってきた。山形市の老舗漬物店の「丸八やたら漬」5月末で廃業することと報道された。昨年の駄菓子用の漬物会社も廃業した。スモモとさくら大根の漬物でかなり前から廃業を検討していたようだが 利益が少なく後継者不在で断念したようだ。利益なき資産は後継者の継続希望を断念させる。M&Aの世界は漬物業界でも始まったばかりで前例も少なく成功例が少なく、販売拡大の希望もない様だ。多分跡地はマンションと書かれていた。中途半端な歴史的木造家屋は維持管理費がかかり、明治はまだ歴史ではない。現代史の世界ということである。時間があれば記録採取で訪問したい。
 長い築地市場の生活で五月の連休は毎年悩みだった。人のやり繰りとシステムダウンの時、補佐がいないこと。在庫の場所確保と天気予報と人のやり繰りだった。最後の方は豊洲移転の問題で5月は廃業・夜逃げが多かったと記憶に残る。今年はコロナでどれだけ減るのだろうか。飲食店需要が多い築地は今苦戦している。 オリンピックの後の再開発はいつ始まるのだろうか。

コメント
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