Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

モデルハウス見学

2008-09-26 23:29:02 | インポート
北海道マイホームセンター旭川会場 http://www.smrj.go.jp/sy-navi/example/4038/4041/012703.html を見学してきました。
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平日の雨が降っているためか、他の見学者はいなかったようで、閑散としていました。

   

午後2時50分から5時30分まで急いで11社のモデルハウスの内、ミサワホーム北海道(株)、北海道セキスイハイム(株)、スウェーデンハウス(株)、Youトピア・カワムラ、イワクラホーム(株)、(株)土屋ツーバイホーム、松建ホーム、 東日本ハウス(株)のモデルハウスを訪ねました。

ある思いがあって、最近の電化住宅壁や床材バリアフリー対応間取りベランダが主なテーマで調べたいことがあったのです。

まずは、総合的な情報提供と会場運営を行うインフォメーションセンターで、パンフレットを入手して一軒一軒訪ね回りました。

モデルハウスだけあって、どれも高額所得者向きで、間取りも遊びかと思うばかりの広くて洒落た造りなのです。

車椅子で玄関までにスロープが設けてあるのは殆どですが、段差なく玄関に入ることの出来る家はありません。

車椅子で玄関ホールから段差なく部屋に進入できるのは一軒だけなのは、この点でまだニーズがないのか、提供が遅れているのか車椅子に対応の住宅設計が遅れているようです。

また、 殆どが オール電化仕様なのは、それが一般化されつつあり、推奨の暖房対策なのでしょうか、新しい知識を得て将来の灯油価格やエネルギー問題のヒントになりました。

室内の気密性を重視して、 窓ガラスは2層・3層が当たり前の時代が来ていてます。

壁や床にも寒冷地対策で、2×4や2×6材を使ってグラスウールなどを内蔵する工法や素材の説明を聞いて、うなずけることが多くありました。

建築工法の進化で、寒冷地の住宅建築の概念も変わり、建材も良質になって来たことが、改めて理解できたので、大変参考になりました。

花を愛でる-73  ダンゴギク(団子菊)

2008-09-25 16:34:34 | 自然の恵み
去年は、庭の中央部にダンゴギクが茎丈170cmにもなったので、今年は隅の方に移植しました。

移植の時期が遅かったせいか、開花が遅くて少し心配しましたが、ゆっくりと開花は順調です。

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ダンゴギク(団子菊)英名スニーズウィードは、花の中央(筒状花)が球状に盛り上がって、朱色のスカートを広げたようになった特徴ある花です。
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この中央のダンゴに似ていることから、面白い名前が付けられたのでしょうねー。タシカニ。団子状に目立って見えますが、綺麗な花には似つかわしくないとも思えます。

  

古代ギリシャ時代に、トロイの王子が恋をしたスパルタの王妃ヘレンにちなんで、「ヘレニウムHelenium moscheutos」 の別名があるので、名前の響きも由来もこっちの方がいいですねー。

メキシコ原産でも耐寒性の宿根草園芸種で、花の色は黄色などもあります。

秋の陽に輝く華やかな雰囲気は、花言葉「上機嫌」にピッタリですが、おやおや「絶望の恋・恋の望み・善良な家風」っていうのもあるので、自分に都合のいいように解釈すればっ。

それにね、皮膚炎などの毒性があるとかで、液汁が皮膚につけない注意が必要のようですよ。

駆け足の展覧会めぐり

2008-09-25 00:30:53 | Arts
北海道の最高峰「旭岳」に初冠雪があり、平地も朝は一桁気温で小雨もありました。時折強風が吹く日中も15℃で10月下旬の天候です。ううー、寒い!

今日は、展覧会巡りを予定していたので、つぎつぎと歩き回っていると身体が温まり、展覧会場では丁度いい体温を保つことができました。

純生展旭川市民文化会館地下展示室)今日まで  ?

狭い会場にビッシリと油絵・日本画・水彩画・版画・パステル画・彫塑約160点が、公募美術団体特有の展示です。じっくり見ていると疲れるし結構時間がかかりました。

その内85点は会員・会友が11点で、新しく挑んだ作品(杉本雅子作「吹雪の前に」など)は魅力があるけれど、上手さが目立つような類似した作品が気になりました。

神楽公民館油絵サークル「画友会」展NHKハートプラザギャラリー)29日まで

小品ですが、高度の写実的表現の優れた作品があってびっくりしました。どれも誠実に取り組んでいることがわかる作品が多く、教室の雰囲気が想像できます。

千田みのる展-小さな旅旭川屋ギャラリー

旭川屋は、買物公園に面した観光案内みたいなところで、最近その中に展示壁面を設けたのです。

今回は写真展ですが、主に北海道の伝説探訪での3年間の 主に神社仏閣などの建造物・仏像などの記録写真と、解説文やひとこと・俳句・詩などが添えてあります。

70歳近い方が、目標をもって追求する姿勢に敬服しました。

第4回本間教室-書作品展冨貴堂ギャラリー)28日まで

   
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本間敬三さんの近代詩文の書の他、新鮮な感じのする教室で学ぶ方々の見事な筆跡が、アートな表現で見応えがありました。
しばらく本間敬三さんと歓談できました。

赤間恒子展(油絵・パステル画・ペン画など)(ヒラマ画廊)29日まで

何度もパリに出かけ、人物描写の教室に通って勉強した成果が生かされた作品です。ありがちな概念的な絵から脱皮して自分風の表現を確立しているので、魅力があります。

暖色を多用した嫌味のない彩りが効果的で、宿泊先の窓から見えるパリの建物など、洒落た雰囲気の絵に惹かれます。       

土佐信道作品展-明和電機(現代アート)(旭川西武A館7階画廊)10月5日まで

兄弟で、あの滑稽で奇想天外なメカニズムを、パフォーマンスなどでアートにしちゃったアートユニット明和電機の中心人物による平面作品と、テーマ「ノック」を追求した作品です。

小品ですがドローイングのテクニックの巧みさと発想の豊かな絵とリトグラフと「ノック」を象徴するメカニックの一部が展示されていて楽しめます。

プロモーション映像もその場で鑑賞できますが、思わず笑ってしまいます。

サカイトシノリ展デザインギャラリー)28日まで

バリ・カナダ・アラスカ・インドネシア・タイ・ロシア・メキシコなど、訪問先の印象が鮮やかで透明感のある魅力的な抽象表現です。

ボックスフレームの中で、左右どちらかに置かれた木片を加工して配置し、縦に貼られた紙片?のコラージュとで洒落た彩りで構成されています。殆ど同じパターンの作品80点以上続くと、少し退屈します。会場にいた男女4人の高笑いの歓談は鑑賞する雰囲気を妨げていたよ。

これだけを午後から見て回ると疲れましたが、いい刺激を受けました。

おっと、日付が替わってしまいましたねー。

花を愛でる-72  秋明菊

2008-09-23 21:13:37 | 自然の恵み
午前中曇り、午後から晴れの天気予報とおりになったのに、強い風で鉢植えが幾つか倒れました。5時過ぎてから小雨が少々あって不安定な気象の一日でした。
今年は夏の降雨が少ない年のように感じました。これから一雨毎に、駆け足で秋に向かうのでしょうねー。


午後の日差しで菊に似ている「秋明菊/シュウメイギク」が輝いて見えました。

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秋明菊」は金鳳花(キンポウゲ)科アネモネ属で、別名が「貴船菊(キセンギク・キブネギク)・牡丹貴船菊」・漢明「秋牡丹」・英名「japanese amemone」などなどと呼び名がいろいろあります。

ヨーロッパで改良されて園芸種として多様な種類があるそうです。庭に白と薄紫の種類がありますが、菊の種類には見えません。
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花を付ける葉が極端に小さいのが面白いのです。

秋の菊が多くなった中で、小さく丸い蕾と上品に咲く花が目を引きます。

秋明菊」の花言葉は「忍耐・薄れゆく愛」など。薄れゆくなんて寂しい雰囲気が「秋明菊」にあるのかなー。

安かろう悪かろう

2008-09-22 23:21:07 | インポート
いつも通る田舎道脇の稲田は、すっかり稲刈りが終わっていました。昨日はその穫り入れの農作業を見たので、ずいぶん早い作業だなーと思ったのです。

それもそのはずで、現今は自脱型のコンバインが、刈り取った稲の穂先のみを脱穀部に収穫するため、極端に作業時間が短縮されたのでしょうねー。
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それもそのはず、現今は稲刈り専用の自脱型コンバインが、作業を早めています。

    

もともとコンバインはアメリカが最初に開発したのですが、この種のコンバインは日本で開発されたものだそうです。

大型の汎用コンバインが、刈り取りと脱穀を同時におこないながら麦畑を前進する勇壮な姿を見て感動したことがあります。

車を止めてしばらく眺めているうちに、今は珍しい「はさ(稲架)がけ」が目に入りました。
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ビニールハウスの骨材の部分に少量だけなので、多分自家用なのだろうと思います。昔はすべてこの「はさがけ」で天日乾燥が当たり前だったことを、忘れかけていました。
労力・人出・時間などの関係から、機械的に大量に乾燥するのが現況なのですが、それより天日乾燥の方が品質も味もいいのでしょうねー。

少年時代に、鎌で刈り取る作業を手伝ったこともあり、はさがけし易いように刈り取った稲束を二分して、わずかな角度に交差して束ねることや、重い稲束をはさ木まで運ぶのも少年にとってはきつくて難しく、叱られながら苦労したことを思い出しました。

米の輸入関税化や、色に対する消費者のニーズの多様化を背景に、量より質(食味・食感)が重視され、安価であればベターだと、これに慣らされて安全が欠落してしまった残念な事態がニュースで流れています。

これが主食の「ご飯」でなくて、口に入れてはならない加工米の多方面への流通だから、既に口に入っているだろうし、困ったものだ。

安かろう悪かろう」は、値段が安いだけあって品質も劣るだろうとか、安いものに良い品物はないということだけれど、物価高騰の折にあって、やっぱり安価と量が重視の買い物が中心になるのは避けられないよね。

今日は朝食はパン・昼食はヨーグルトにシリアル・夕飯にほんの少しだけ「米のごはん」を食べました。

余談ですが、成田発17:10全日空008便の航空機は、サンフランシスコに向けて飛行中です。23F座席に座っているはずだった私は、事情があってデンバー行きの旅行を中止にしたので、現在PCの前に座っていますが、残念で妙な気がまだ抜けていません。