Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花を愛でる-73  ダンゴギク(団子菊)

2008-09-25 16:34:34 | 自然の恵み
去年は、庭の中央部にダンゴギクが茎丈170cmにもなったので、今年は隅の方に移植しました。

移植の時期が遅かったせいか、開花が遅くて少し心配しましたが、ゆっくりと開花は順調です。

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ダンゴギク(団子菊)英名スニーズウィードは、花の中央(筒状花)が球状に盛り上がって、朱色のスカートを広げたようになった特徴ある花です。
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この中央のダンゴに似ていることから、面白い名前が付けられたのでしょうねー。タシカニ。団子状に目立って見えますが、綺麗な花には似つかわしくないとも思えます。

  

古代ギリシャ時代に、トロイの王子が恋をしたスパルタの王妃ヘレンにちなんで、「ヘレニウムHelenium moscheutos」 の別名があるので、名前の響きも由来もこっちの方がいいですねー。

メキシコ原産でも耐寒性の宿根草園芸種で、花の色は黄色などもあります。

秋の陽に輝く華やかな雰囲気は、花言葉「上機嫌」にピッタリですが、おやおや「絶望の恋・恋の望み・善良な家風」っていうのもあるので、自分に都合のいいように解釈すればっ。

それにね、皮膚炎などの毒性があるとかで、液汁が皮膚につけない注意が必要のようですよ。

駆け足の展覧会めぐり

2008-09-25 00:30:53 | Arts
北海道の最高峰「旭岳」に初冠雪があり、平地も朝は一桁気温で小雨もありました。時折強風が吹く日中も15℃で10月下旬の天候です。ううー、寒い!

今日は、展覧会巡りを予定していたので、つぎつぎと歩き回っていると身体が温まり、展覧会場では丁度いい体温を保つことができました。

純生展旭川市民文化会館地下展示室)今日まで  ?

狭い会場にビッシリと油絵・日本画・水彩画・版画・パステル画・彫塑約160点が、公募美術団体特有の展示です。じっくり見ていると疲れるし結構時間がかかりました。

その内85点は会員・会友が11点で、新しく挑んだ作品(杉本雅子作「吹雪の前に」など)は魅力があるけれど、上手さが目立つような類似した作品が気になりました。

神楽公民館油絵サークル「画友会」展NHKハートプラザギャラリー)29日まで

小品ですが、高度の写実的表現の優れた作品があってびっくりしました。どれも誠実に取り組んでいることがわかる作品が多く、教室の雰囲気が想像できます。

千田みのる展-小さな旅旭川屋ギャラリー

旭川屋は、買物公園に面した観光案内みたいなところで、最近その中に展示壁面を設けたのです。

今回は写真展ですが、主に北海道の伝説探訪での3年間の 主に神社仏閣などの建造物・仏像などの記録写真と、解説文やひとこと・俳句・詩などが添えてあります。

70歳近い方が、目標をもって追求する姿勢に敬服しました。

第4回本間教室-書作品展冨貴堂ギャラリー)28日まで

   
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本間敬三さんの近代詩文の書の他、新鮮な感じのする教室で学ぶ方々の見事な筆跡が、アートな表現で見応えがありました。
しばらく本間敬三さんと歓談できました。

赤間恒子展(油絵・パステル画・ペン画など)(ヒラマ画廊)29日まで

何度もパリに出かけ、人物描写の教室に通って勉強した成果が生かされた作品です。ありがちな概念的な絵から脱皮して自分風の表現を確立しているので、魅力があります。

暖色を多用した嫌味のない彩りが効果的で、宿泊先の窓から見えるパリの建物など、洒落た雰囲気の絵に惹かれます。       

土佐信道作品展-明和電機(現代アート)(旭川西武A館7階画廊)10月5日まで

兄弟で、あの滑稽で奇想天外なメカニズムを、パフォーマンスなどでアートにしちゃったアートユニット明和電機の中心人物による平面作品と、テーマ「ノック」を追求した作品です。

小品ですがドローイングのテクニックの巧みさと発想の豊かな絵とリトグラフと「ノック」を象徴するメカニックの一部が展示されていて楽しめます。

プロモーション映像もその場で鑑賞できますが、思わず笑ってしまいます。

サカイトシノリ展デザインギャラリー)28日まで

バリ・カナダ・アラスカ・インドネシア・タイ・ロシア・メキシコなど、訪問先の印象が鮮やかで透明感のある魅力的な抽象表現です。

ボックスフレームの中で、左右どちらかに置かれた木片を加工して配置し、縦に貼られた紙片?のコラージュとで洒落た彩りで構成されています。殆ど同じパターンの作品80点以上続くと、少し退屈します。会場にいた男女4人の高笑いの歓談は鑑賞する雰囲気を妨げていたよ。

これだけを午後から見て回ると疲れましたが、いい刺激を受けました。

おっと、日付が替わってしまいましたねー。