Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

予想していた蛾の発生

2008-09-08 13:20:33 | インポート
今朝、50mほど離れた明るい街灯のある電柱の地面に、枯れ葉が散ったかのように、 車道のまでも大きなが沢山散らばっていました。まだ電柱にも沢山います。

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地面でパタパタと羽を動かせたり、地面を旋回するのもいますが殆どはの死骸です。この100匹くらいのが散らばっている異様な光景を見て驚きました。

んんー、やっぱりこれだったのかーっと、思い当たることがあります。

そういえば、昨夜カーテンをしていない部屋の窓を軽くコンッコンッと叩くような奇妙な音を何度も聞いたのは、これっだたのかも知れません。

それにまた、8月に入ってから自宅の壁下の地面に散らばる径3~4mmの丸くて黒っぽい種子のようなものが、沢山転がっているのです。これは、壁に繁茂した蔦(ツタ)の葉を食べているの幼虫の糞がゴロゴロ転がっているのだとわかったのです。

     
      8月18日撮影

この幼虫は、7~8cmにも成り、 保護色なので狙われにくい きれいな黄緑色で、波をデザインしたような身体は、みごとな自然の造形美とも見えます。
の「サザナミスズメ」の仲間と見て観察していました。
葉を一枚すっかり食べて枝茎を残すので、そこで成長したことがわかります。
それがあちこちに見られるということは、沢山育ったことの証拠ですから、あきれ驚いていました。

それで、これが一斉に羽化したのだと推察し、昨夜最も明るい街灯に群がったのでしょう。

いい気分のしない死骸群に近寄るのをためらいましたが、少しの好奇心で近寄って観察してみました。

早速Web検索などで調べてみると、灰色や赤味のある枯れ葉色の羽幅は約12cmで、後羽に目玉のような紋がありることから、どうやら「スズメ科」の蛾の内で「ウチスズメ」という蛾の仲間のようです。
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昆虫に特別な興味があるってことはありませんから、これ以上深く調べる時間をつくる気持ちもありませんが、おびただしい種類のが存在することを知って、只単にひとくくりにしていた「蛾」の概念を広く解釈するきっかけにたったことは確かです。

まだ、幼虫の糞がゴロゴロあって、雨に濡れて赤味を帯びだしています。困ったものです。

そうはいっても、今夜は街灯近くで観察している自分がいるだろうなー。