春の陽気が訪れたかと感じる間もなく、急いで真夏が到来した。4月だというのに連日20℃を越え度々25℃前後の暖気には驚きだ。
昨年より10日も早く桜が開花したが、26℃の夏日だから2本ある桜の木の南側の木が、次の日にはもう満開となった。
何という種類の桜かは不明だが、山桜と違って花が散ってから急に葉が出てくる種類で、白に近い薄いピンクで満開の頃は見応えがある。
こんなに早く桜が咲くと、平年のような桜関係の行事も狂ってしまうだろうが、兎に角桜の開花はうれしい。
この桜は、地面近くに根を張り、根の周りから芽が出て茎を立ち上げるので、毎年切り詰めないと桜だらけになる勢いのある生命力旺盛な種類だ。
桜の根元付近に咲いているムスカリ・アルメニアカムに混じって、桜の花びらが見えたので、ムスカリの葉をかきわけると、地面からプリムラのような咲き方で、切り詰めた根から直接花が咲いていた。
枝に咲くはずの花が、木の根元からも直接花が咲いていた。
地面から噴き出してきたような桜を見ることは過去にはなく、ど根性桜と言っても良いくらいに、いじらしく見えて感動した。
このところ身体が重いので、この生命力にあやかって、元気が噴き出てほしいと願っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます