雪輪文に市女笠文図鐔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/68/d2cd6feffee0863a53d349be53ed2f7d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f0/467f3494e03dcf42fda36ce41d2d5c7c.jpg)
雪輪文に市女笠文図鐔 銘 神道五鐵鍛明珎紀義信
江戸時代後期の甲冑師系の金工が地鉄を鍛え、七宝は明確に判断できないものの平田系の工が施したものであろう。気の流れを想わせる鍛え目が明瞭に現われた肌と、雪輪文が妙に合い、市女笠も雪輪に合っている。
雪輪文とは雪のふわふわとした感じを文様としてあらわしたもので、我が国では古くから用いられている。これにさらに細かな文様を加えて(部分拡大参照)、 市女笠文の中にも同様に小さな文様を散し配しており、七宝の技術が極めて高いことを証明している。
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雪輪文に市女笠文図鐔 銘 神道五鐵鍛明珎紀義信
江戸時代後期の甲冑師系の金工が地鉄を鍛え、七宝は明確に判断できないものの平田系の工が施したものであろう。気の流れを想わせる鍛え目が明瞭に現われた肌と、雪輪文が妙に合い、市女笠も雪輪に合っている。
雪輪文とは雪のふわふわとした感じを文様としてあらわしたもので、我が国では古くから用いられている。これにさらに細かな文様を加えて(部分拡大参照)、 市女笠文の中にも同様に小さな文様を散し配しており、七宝の技術が極めて高いことを証明している。