稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

米軍兵士たちの心の底

2016年06月05日 | 日々
 4日夜、沖縄 嘉手納。
 米軍女性兵士が飲酒運転で国道を逆走して衝突事故。

 事故に巻き込まれ、日本人に負傷者が出たと聞く。

 中谷防衛相は再発防止について米軍に申し入れた、とあった。

 が、申し入れる方も、聞く方もお互い溜息まじりか。

     

 日米同盟、その是非はともかく、基地容認の代償を沖縄だけが引き受けている現実に心が痛む。

 一方、こんな事故を耳にするたび思うのは、米軍兵士たちの心の底のこと。

 彼らは果たして故国アメリカでもそのようにふるまっているのか?という疑問だ。

 「黄色人種たる日本人の国、法律なんぞ知ったことか。」
 米軍関係者の犯罪がそんな潜在意識に支えられているとすればゆゆしいことだ。

     

 明治以来、欧米をめざし(入欧)、亜細亜を脱しようと(脱亜)してきた日本。
 それは伝統的に欧米人に敬意を払い、亜細亜人を低くみてきたことと一体だ。 

 立場変わって、アメリカ人が日本人を見下しているとすれば・・・。
 そして、それが沖縄での不法、違法行為につながっているとすれば・・・。

 果てしなく続いてきた犯罪、そしてこれからも続くであろう犯罪。 
 ただでさえ悲しいことながら、心の底にそんな意識があるとすれば、こんな悲しいことはない。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賀茂川漁協に責任はないけれど

2016年06月04日 | トラウト
 賀茂川水系本流。
 道路から見下ろす中流域の大堰堤。

 堰堤の上が白々と干上がっている。

 この水系、あまり水脈は豊かでないのだろうか。
 
 さて、上流へ。

 ここでは水はあるが、やはり少ない。

 ルアーを投げるところがない・・・と思いながら歩いていると意外に1匹。

     

 朱点のきれいなアマゴ。

 釣れたのはこんなところ。

     

 砂利、砕石が敷かれたような浅瀬。

 アマゴたち、水が少なく、こんな場所しか陣取れないのか?

 そうして賀茂川名物の堰堤に今日もぶつかる。

     

 堰堤下にルアーを流すと「ゴンッ!」
 が、のらず、それっきり。

 堰堤を超えてさらに上流へ・・・。
 
 さて、今日の釣りで、一通り賀茂川本流筋を源流部までたどったことになる。

 全般に魚影はうすい。

 ただ数多くの堰堤下ではかなりの確率で反応がある。

       
        ( 先日紹介した堰堤のひとつ )   

 けれども、都市近郊のこの川。
 入れ代わり立ち代わり多くの釣り人が、堰堤にたどりついた型のいいアマゴを抜いていくのではなかろうか。

     

 釣り人にとって有利なこの条件が釣り場を疲弊させるのでは?
 という思いがしてならない。

 賀茂川漁協に責任はないものの、山奥まで延びるこの変化に富んだ渓谷を幾多の堰堤でブツ切りにしてしまった河川行政がうらめしい。

 本当に惜しい渓谷だ。

 本日 水温 17℃
     アマゴ 2匹(19~21cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果てしない先送りの連鎖

2016年06月02日 | 日々
 消費増税は延期となった。

 この延期について「首相は無責任!」という声が上がっている。
 増税時期 2019年10月といえば、安倍さんはすでに退任。

 誰が首相であれ、国民に痛みを伴う増税、批判にさらされるはず。
 道義的には安倍さんの任期中にすべきでは?

     

 いや、それ以上にぼくの案ずるところ。

 財政再建のこと。
 マスコミでは「財政再建は遠のいた」という識者の見解が紹介されている。

 ぼくも同感だ。

 が、安倍さんは2020年度までに「基礎的財政収支の黒字化達成はできる」と。

 けれどもこの予測、経済成長が年率3%を前提してのこと。
 んなこと、できるはずがない。

 しかしこの2020年度も、安倍さん、すでに首相任期を終えているのだ。

 棚上げ、先送り・・・
 今日に至るまでに積み上げた巨大な借金。
 まさに歴代為政者たちのその連鎖ではなかったか!

 いったい誰が責任をもってあたってくれるのか?

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笙の川 爆釣のはずが

2016年06月01日 | トラウト
 笙の川水系、釣れないときはココ!
 という手堅いエリアがある。

 今季初めてそこへ入った。

 ところが、アマゴたちの追う姿が見えない。

     

 見覚えのあるこの場所、出るはずが・・・不在。

     

 いつものケヤキの根元も・・・不在。

 先行者でもいるのか?
 と思ったが、そうでもない。

 たまに姿を見せて反転していくのは小アマゴばかり。 

 そんななかで、やっと、やっと。

     

 それでもあまり大きくない18cm。
 いったいどこへ消えたのか?

 最終盤では小さなイワナ君も。

     

 この一帯、どちらかというと夏がよい。
 それにしても悪すぎ。

 みんな釣り上げられて持ち帰られたのか。

 夏には復活するかもしれない。
 出直そう。

 本日 水温 17℃
     イワナ     2匹(14~16cm)
     アマゴ・イワナ 5匹(11~18cm) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする