稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

堰堤 いろいろ

2016年06月12日 | トラウト
 笙の川には長年通っているが、まだ入ったことのないところがある。
 車で通るときに見下ろすと、かなりの堰堤。

 これらの連続する堰堤、すべて超えていけるのか?

 しかも高いコンクリートの護岸が続く。

 無理をしてすべり降りることはできる。
 が、帰ろうとして這い上がれるのかどうかわからない。

 そこで上がれなければ、延々と元来た川を戻らなければならない。
 
 けれども、土曜日「そのときはそのとき!」と決め、入ってみた。

 竹の密生する斜面を見つけ、ここをかきわけ、入川。

     

 この堰堤、二段構え。

 これは難なく超えた。

 が、アマゴの追う姿はなし。

 次の堰堤。

     

 水平の堰堤、これは超えられそうにない。
 けれども、上の道路から見えなかった魚道が付いている。

 楽に超えられる。

 けれど、だいたいこんなすべり台のような魚道を魚が上るのか?
 それに、川魚は流れの傍流でなく主流から上がろうとすると聞いたのだが・・・。

 アマゴ不在で、今日の苦闘は徒労?との不安。

 が、堰堤を上がったところで今日の初アマゴ。

     

 うれしい。
 するとアマゴは、あのおざなり風の魚道を越えてここまで来たのか。
 それとも水平の堰堤、ここを増水したときにジャンプしてか?

 ともかく、この後も堰堤をこえながら、アマゴたちに出会う。
 
 上流で、この日一番大きい22cm。

     
      ( アユの塩焼き風のポーズになってしもたけど…)

 ひそんでいたのはこんな浅いところ。
 ミノーを追いかける黒い魚影がくっきり。

     

 そうして行き止まりの大堰堤。
 ここから少し下がったところに鉄製はしご。
 助かったア。

 ここから何年かぶりの下流へ反転。
 
 すると新しい堰堤が。

     

 これは改修されたものだろう。
 前にはなかった。

これならアマゴたちには上がりやすいだろう
 左に見える部分はどういう意味をもたせているのだろう?
 わからない。

 しばらくして小さなアマゴ。

     

 「漁協の放流したヤマメか?」
 と思ったが、間違いなくアマゴ。

 アマゴたちはここで繁殖しているのだ。
 うれしいね。

 本日 水温 19℃
     アマゴ 14匹(12~22cm)。

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする