稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

賀茂川漁協に責任はないけれど

2016年06月04日 | トラウト
 賀茂川水系本流。
 道路から見下ろす中流域の大堰堤。

 堰堤の上が白々と干上がっている。

 この水系、あまり水脈は豊かでないのだろうか。
 
 さて、上流へ。

 ここでは水はあるが、やはり少ない。

 ルアーを投げるところがない・・・と思いながら歩いていると意外に1匹。

     

 朱点のきれいなアマゴ。

 釣れたのはこんなところ。

     

 砂利、砕石が敷かれたような浅瀬。

 アマゴたち、水が少なく、こんな場所しか陣取れないのか?

 そうして賀茂川名物の堰堤に今日もぶつかる。

     

 堰堤下にルアーを流すと「ゴンッ!」
 が、のらず、それっきり。

 堰堤を超えてさらに上流へ・・・。
 
 さて、今日の釣りで、一通り賀茂川本流筋を源流部までたどったことになる。

 全般に魚影はうすい。

 ただ数多くの堰堤下ではかなりの確率で反応がある。

       
        ( 先日紹介した堰堤のひとつ )   

 けれども、都市近郊のこの川。
 入れ代わり立ち代わり多くの釣り人が、堰堤にたどりついた型のいいアマゴを抜いていくのではなかろうか。

     

 釣り人にとって有利なこの条件が釣り場を疲弊させるのでは?
 という思いがしてならない。

 賀茂川漁協に責任はないものの、山奥まで延びるこの変化に富んだ渓谷を幾多の堰堤でブツ切りにしてしまった河川行政がうらめしい。

 本当に惜しい渓谷だ。

 本日 水温 17℃
     アマゴ 2匹(19~21cm)
コメント
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