稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

山の黄葉を夢見て

2016年06月14日 | トラウト
 昨秋、近所で拾ったギンナン。

 やや大きめの植木鉢に埋め、半年余り水をやってきた。

 4月の末ごろ、緑の芽がニョキニョキ。

     
        ( 5月はじめ頃に撮影 )

 さて、その苗も植木鉢では手狭になってきた。
 芽を出した5本の苗がところ狭しと葉を広げ合っている。

     

 梅雨に入り、今が好機と植木鉢を持って山へ。

 問題は植える場所。

 近所では毎年ギンナンから発芽するものの、大きくなったためしはない。
 みんな消えてしまうのだ。

 問題は何よりも陽あたりだろうと思い、陽のあたるところを探す。

 ところが、冬の山歩きのとき、あんなに陽が射していた山の地面。
 今は木々の葉が繁り、地面はほとんど影ばかり。

     

 そのうちの一か所を探し当てた。

 ここだけ陽あたりがいい。
 それもそのはず、ここだけ周りに木が生えていないのだ。

 ということは、ここの一画が樹木の生育に適してないということか?

 ともかく、植えるならここしかない。

 小型のスコップで穴掘り。
 そこに苗を置き、土をかぶせて踏み固める。

     

 さて、鹿に食われず、生き延びてくれるだろうか。
 大きく育ってくれたら、いつか我が家から黄葉を楽しめるのだが。
 
コメント
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