稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

古座川本流

2014年06月08日 | トラウト
 日曜日、さすがに鮎師がいっぱい。

 本流に出る。

     

 長い瀬をねらう。

 重いてごたえ!
 でもだまされない。

 やっぱり、ウグイ。

     

 この瀬で鮎釣り師と遭遇。

 話では、6月の鮎解禁以降、中流域でノボリが出ているという。
 大きさは35cmから40cmくらいだそうな。
 
 ねらって釣れるもんじゃない・・・わかっているけど。

 夜はやはり串本港のアジング。

 干潮は20:25。

 今夜はだめかと思ったが、干潮時刻でも釣れる。

     

 ところが、20:35頃から急にアタリが激減。

 ライズは活発なのに・・・。

 アジは気むずかしい。

 本日 古座川本流水温 20℃
    ウグイ 3匹(29~31cm)
    ア ジ 5匹(14cm前後)
    ム ツ 1匹(13cm)
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串本に戻る

2014年06月06日 | トラウト
 亡き母の三回忌で串本へ。

 朝から墓そうじ、家の修理見積もり、草引き、諸支払い等々。

 午後からチョイと古座川へ。

     

 昨日はまとまった雨、と思っていたが、案外。

 増水時には釣れるはずのこの谷。

 最初の1匹は釣れたが、あとは小さく、魚影もうすい。
 カワムツとウグイだけはいっぱいいるのだが・・・。

     

 やむなく切り上げ、中流域へ。
 
 ここもいまひとつ。

 最後の大堰堤、ラストチャンスとミノーを繰り返し投げる。

 反応なしか?とあきらめかけたときやっときた。

 が、上がってきたのは

    

 これに次いで上がってきたのも同じ。

 ここで納竿。

 夜は串本港のアジング。

 例年ならこの時期、豆アジばかりになるのに、意外。

 少し大きい。

 見知らぬおじさんが近づいてきた。

「ほう、アジですか。よう釣れますなあ。エエアジですなあ。どんな道具で?」
 といろいろ尋ねてくる。

 見せてください、とジグヘッドやライン、ワームをまじまじ。

「私も今度やってみますわ」とやる気満々。

「なんちゅうてもエサが要らん、それに手が汚れんのがエエですなあ。」

「ハア・・・(そういうことではないんやけど)」

 本日 水温 17℃
     アマゴ  4匹(13~20cm)
     ア ジ 16匹(17cm前後) 
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北米五大湖に迫るアジアゴイ

2014年06月04日 | 日々
 最近、『アジアゴイの侵入を防げ』(地球ドラマチック)をみた。

     

 それによると、アジアゴイはすでに米国ミシシッピー流域の9割を占めるそうな。

 元々は養殖業者が養殖場の藻をきれいにしようと米国に移入したのが始まり。
 このあたりは、ハブ対策でマングースを移入した沖縄の失敗談に似ている。

 アジアゴイの一種ハクレンの場合、中型プランクトンを大量に食べる。
 このため、小型プランクトンだけが増殖し、他の魚類に深刻な影響を与えるらしい。
 サケ科の魚も減ってしまったという。

 バスとは違い、魚食魚ではないものの、その旺盛な食欲、繁殖力が他を圧しているとか。

 このアジアゴイが五大湖に迫っていることから、専門家たちが防止方法を模索しているようだ。

 いずれの内陸水域も形は違え、本来の生態系の危機に瀕していることは共通のようだ。

 きっかけが人の手によることもまた。

 さて、笙の川のアマゴ。

     

 減水ながら、谷では活性が高まってきた。

 夏を迎え、迷わずくわえ込む。
 梅雨に入り、いよいよ盛期!の感。

     

 本日 水 温 17℃
    アマゴ 14匹(15~21cm)
    イワナ  3匹(16~23cm)

 「6月4日」がだめなら「5月35日」。
 しぼりだされたこの知恵も、ネット上ではまたたく間に規制。

 中国、いつこの国は普通の国になるのか?と思うことしきり。
  
 
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漁師からみたバス

2014年06月02日 | 日々
 今朝、福知山市で飲酒のうえのひきずり事故。
 飲酒運転に厳しい目が注がれるようになってきた昨今、そんな動きには超然。
 飲酒のうえで出勤、それが常態だったのでは・・・と思わせるような経過。
 理屈抜きに厳罰をくらわせてやりたい。

 さて、最近『わたし琵琶湖の漁師です』を読んだ。
 (光文社新書2002年1月20日刊)

     

 著者の戸田直弘さんは親子三代続く琵琶湖の漁師。

 内容は漁法、伝統料理など多岐にわたるが、ひとつはバス・ギル問題。

 ぼく自身もかつてはバス釣りにのめりこんだ身ながら、今にして琵琶湖の生態系の変貌には心が痛む。

 外来魚駆除が話題になって久しい。

     

 が、一度でも琵琶湖に潜ったらバス・ギル繁殖の途方もなさは誰にでもわかるはず。

 もっともながら、はたして駆除などできるのか?と絶望的にならざるをえない。

 駆除の是か非かの議論はおくとして、著者戸田さんらの嘆きはわかる。
 いや、簡単に「わかる」などと言う資格はないのだが・・・。

 漁師たちはコアユの禁漁期に入ってから駆除のための漁をするという。

 戸田さんは言う。
「外来魚駆除の漁ほど悲しい漁はない」と。

 人が自然に安易に手を加えてしまうことの恐ろしさ。

 広く読んでもらいたい一冊だ。

     
      ( 奥琵琶湖にある小さな漁港 )
コメント (2)
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