稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

大牧温泉

2015年02月01日 | 
 冬の温泉ツアーに参加。

 初日は富山 庄川沿いにある大牧温泉。

 関西電力の発電所がある小牧ダムに到着。

     
          

 ガイドの話では、ダムができたとき、日本初のエレベーター式魚道が併設されたという。
『それはぜひ見てみたい』
 と思ったが、過去の洪水で損壊。
 今はそのままになっているという。
 がっかり。

 大牧温泉は船でしか行けないところにある。

 そんな不便なところにわざわざ?
 と思ったが、そうではないらしい。

 小牧ダムを建設したとき、道路が水没。
 比較的高い位置にあった大牧温泉が残り、今日に至っているそうだ。

 さて、遊覧船で約30分。
 めざす大牧温泉に到着。

        
           (じゃらんから借用)

 水上に浮かぶかのような温泉。

 玄関から客室に案内される。

 廊下には高橋英樹、水野なんとかなど、俳優の写真がずらり。

     
         ( 廊下に貼りだされた写真の一部 )

 ここは船でしか行けないという立地条件から「殺人事件」ドラマなどによく使われるとか。
 人気の高さもそのあたりに関係しているらしい。

 さて、温泉に入る。
 温泉らしい香りに包まれたなかなかの雰囲気。

 浴衣を脱ぎながら、上がってくる同じツアーの客に尋ねる。
「温泉はどうですか?」
「いやあ、よろしいけど熱うて・・・」

 ぼくは熱い湯が大の苦手。

 温泉に入るとホントに熱い。
「ウッ」と体に力が入る。
 なかなか力が抜けない。
 首まで入るのにかなりの時間。

「これはアカン」と露天風呂に移動。

     

 ところがこちらも大差なし。

 散歩に出るとき、フロントに立ち寄って
「いい温泉ですけど、ちょっと熱いですねえ」
「ここは源泉が60度ほどもありますので、それは・・・」
 と一顧だにしない様子。

 あきらめた。

 旅館の船着き場で働くおじさんと雑談。
「ここは魚はウグイくらしか釣れんよ。イワナなんぞは・・・。
 ウグイなら部屋からでも釣れるよ」と笑う。

        

 いまひとつの温泉。

 夜のニュースでドイツの元大統領 ワイツゼッカーさんの訃報。
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」の名言。
 日本でもこんな首相が出てほしいね。
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