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稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

加速する消費減税への道 出でよ!令和の高橋是清

2025年04月27日 | 日々
 止まらない物価上昇の下、多くの野党が消費減税を主張。

 それに同調しなかった立憲民主もついに
品目(食料品)や期間を限定して消費減税に転じた。

 しかしこれはどうか?

 今の物価上昇が1年やそこらで落ち着く保証はどこにもなかろう。

 「食品ゼロ%」で5兆円と聞く税収不足分はどう工面するのか?

 また、一年の期間限定というが、本当に元の税率に戻せるのか?

 あの強かった安倍首相でも10%への切り上げは困難をきわめたではないか。

 これを受けて自民党内からも消費減税の声が高まっている。

 遠からず雪崩が起きる予感も。

 消費税という大衆課税でなく、もっと富裕な人から徴税できないものか?
などとぼくは思うのだが、今こんなことを言っても始まらない。

 いずれにしても安易な赤字国債に頼る可能性がまた出てきた。

 ぼくらの国はますます泥沼に転落していくのか。

 気になるのは国会議員たちの動きだ。

 今回、元々財政規律重視の野田代表が消費減税に転じたのは党内での孤立からだと言われている。

     

 「消費減税なしには参院選を戦えない」という同党議員たちの強い圧力からだ。

 なんということだ。

 財政破綻の危機には目をつむり、
自分たちの当選を最優先するかのような発想にはあきれ果てる。

 いや、立憲民主に限ったことではない。

 少数与党の今、財源を無視した議論ばかりが先行していることには幻滅する。

 出でよ!令和の高橋是清。
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