稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

天草から長崎へ

2014年04月04日 | 
 妙見ヶ浦

 ホテルを出て、大江天主堂を経て妙見ヶ浦へ。

 
     

 ソメイヨシノが咲き始めている、と思ったら「もう散っているんですよ」と。
 なるほど木の下には花びらがいっぱい。
 やはりここは南国。

 イルカウォッチング

 口之津港から船でイルカ見物に。

 いるいる。

     

 イルカはじゃれつくように船の周りを泳ぎ回ると聞いたが、違っていた。

 船長がイルカの群れを目指して舵を切ると、イルカはすぐ潜ってしまう。
 どうやらイルカは迷惑しているようだ。

 船長の話では、この海域でイルカを見ることができる確率は98%。
 イルカは季節を問わず泳ぎ回っているらしい。

 アワビの昼食

 昼食には焼きアワビがついている。
 
 焼かれるアワビはもだえる。

     

 そこへ店のおばさんがあわてて走ってきた。
「あのう、そのまま召し上がっていただくんですが、貝がらだけは外してくださいね。
 先日、そのまま召し上がってくださいと言ったら、貝がらがついたまま食べようとしたお客様がおられてびっくりしたんですよ」
 一同爆笑。

 原城跡

 天草から島原半島に渡る。
 車窓から原城跡が見える。

     

 写真の左から海につきだした小高い丘、そこに城(砦)があったらしい。
 天草四郎ら反乱軍3万7千人は、海を背にして戦ったという。
 が、海からはオランダ船の砲撃、正面からは数倍の幕府軍により敗北したと。

 原城跡に立ち寄れなかったことは残念というほかない。

 島原城

 島原城に到着。
 鉄筋コンクリートによる復元ながら、堂々たる城だ。
 日本の名城百選のひとつだという。
 もっともだ。

      

 しかし、元はといえば、島原の乱はこの城を築くための重税に端を発したらしい。

 ならば、島原城と原城跡は併せてひとつの史跡といえるだろう。

 それにしてもこの反乱、農民とキリシタンがどう合流していったのだろう。
 興味は尽きない。

 長崎

 宿泊地、長崎市内に入る。
 ぼくには修学旅行以来の長崎だ。

 「坂の長崎」というが、ホテルの窓からの眺めは確かにそうだ。

     

 すり鉢状と言われるのはこういうことか。

 春日八郎の歌にあった「オランダ坂・・・」というのは・・・などと昔の記憶がよみがえる。

 これも歳のせいか。

 明日は念願の軍艦島。
コメント
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