ギンナンの季節
京都市内の公園、おばさんがギンナン拾い。
あちこちで実が落ち始めているのだ。
ぼくはギンナンを食べるのも好きだが、イチョウの木も見るのも好きだ。
そのイチョウの下で見上げると、黄色いギンナンがまだある。
セミの抜け殻がまだついているのがおもしろい。
イチョウ学講釈
後ろから「今年はギンナン、少ないでっしゃろ」との声。
白髪のめがねをかけた物識りらしいおじいさん。
「いや、毎年見ているわけではないので・・・」
このおじいさん、いろいろ教えてくれる。
「イチョウの木、オスとメスでは枝からの葉の出方が違うんです。それに葉の形も違うんです。・・・」と、こまごま。
自信にあふれた口調は学者のよう。
いや、これは初耳、知らなんだ。
オス・メスの観察
ぼくは早速雌雄の葉を手にとって確かめた。
なるほど、とも思ったが、いろいろ見比べてみると必ずしもそうではなさそう。
「この葉はオスなのに・・・ですが?、それに・・・?」と尋ねると「ああ、それは交配不完全の中性ですわ。土木事務所が悪いんです。ヘンなもん植えてしもて」
「ふうん・・・」
ぼくは他の枝葉も見比べてみた。
おじいさんは「ま、じっくり観察してみなはれ。ハッハッハッ。」と高笑いで去ってしまう。
しかし見れば見るほど区別はむずかしい。さらに聞こうにもおじいさんの姿、すでになし。
文献資料
後から調べてみた。
「雌雄の区別は葉の形でできるという俗説があるが、植物学的には根拠がなく、雌雄の判別は生殖器官の観察によるしかない。(Wikipedia)」
「???」
御堂筋のイチョウ
朝の通勤、早めに出て、御堂筋を迂回。
ここのギンナン、実の付き方が違う。「たわわ」という言葉がぴったり。
さすが有名な御堂筋のギンナン。
それにしても、イチョウのオス・メス、もうだまされん!
京都市内の公園、おばさんがギンナン拾い。
あちこちで実が落ち始めているのだ。
ぼくはギンナンを食べるのも好きだが、イチョウの木も見るのも好きだ。
そのイチョウの下で見上げると、黄色いギンナンがまだある。
セミの抜け殻がまだついているのがおもしろい。
イチョウ学講釈
後ろから「今年はギンナン、少ないでっしゃろ」との声。
白髪のめがねをかけた物識りらしいおじいさん。
「いや、毎年見ているわけではないので・・・」
このおじいさん、いろいろ教えてくれる。
「イチョウの木、オスとメスでは枝からの葉の出方が違うんです。それに葉の形も違うんです。・・・」と、こまごま。
自信にあふれた口調は学者のよう。
いや、これは初耳、知らなんだ。
オス・メスの観察
ぼくは早速雌雄の葉を手にとって確かめた。
なるほど、とも思ったが、いろいろ見比べてみると必ずしもそうではなさそう。
「この葉はオスなのに・・・ですが?、それに・・・?」と尋ねると「ああ、それは交配不完全の中性ですわ。土木事務所が悪いんです。ヘンなもん植えてしもて」
「ふうん・・・」
ぼくは他の枝葉も見比べてみた。
おじいさんは「ま、じっくり観察してみなはれ。ハッハッハッ。」と高笑いで去ってしまう。
しかし見れば見るほど区別はむずかしい。さらに聞こうにもおじいさんの姿、すでになし。
文献資料
後から調べてみた。
「雌雄の区別は葉の形でできるという俗説があるが、植物学的には根拠がなく、雌雄の判別は生殖器官の観察によるしかない。(Wikipedia)」
「???」
御堂筋のイチョウ
朝の通勤、早めに出て、御堂筋を迂回。
ここのギンナン、実の付き方が違う。「たわわ」という言葉がぴったり。
さすが有名な御堂筋のギンナン。
それにしても、イチョウのオス・メス、もうだまされん!