よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

四万十新聞ばっぐコンクールin 東北。

2018年11月17日 | 復興プロジェクト

先日久しぶりに南三陸へ。




道の駅・三滝堂が出来た、というのは聞いてはいたけど、志津川あたりはまったく景色が変わっていてビックリ。




震災がキッカケでご縁が出来て始めた新聞ばっぐプロジェクト・海の手山の手ネットワーク。

1番最初は佐藤農場やうちでもなんばんの仕事から始まり、新聞ばっぐが始まってからは

折り手としてきっと、1番枚数を折ってるのが南三陸、歌津でワカメやホタテをやってるけい子さん。



行った時はワカメのタネ挟みが忙しい時期。

今年は秋になっても海水温度が下がらずタネをつけてもダメになってしまう漁師が多いみたいです。

おばあちゃんは家の庭で日向ぼっこしながらホタテの稚貝を付けるロープの準備をしてました。

何度か訪ねるたびに感心する手仕事の積み重ね。

けい子さん時間があってもぼーっとすることは少なく常に手を動かしてるマメな人。

そんな方に支えてもらって海山ネットの活動も続けてこられました。



震災後に仮設住宅でも出来る仕事はないだろうか。

そこから一本の電話で繋がったのが高知・四万十の畦地さん。デザイナー梅原さん。

四万十川に代表される地域発信のシンボルとして始まったのが、しまんと新聞ばっぐ。

それを手仕事にして、自分たちで復興の手助けにしようとしたのが、海山新聞ばっぐ。

四万十では毎年秋にコンクールをやり、全国から色んな発想が詰まった新聞ばっぐが集います。

今年はそのコンクールを東北、宮城、鳴子温泉を会場に開催します。





もちろん我々東北メンバーではやりきれないので会場でのおもてなしがメインですが、

四万十の中心メンバー、全国からインストラクターもやってきます。

けい子さんのような海山ばっぐを支えたこちらのメンバーも集います。

特別審査員には「大ほっかぶり市」でとても素敵なムービーを撮って下さったCMディレクター今村さんも来ます。
そして今回は昨年から大崎市に移住して鳴子の源泉を使って温泉卵を作る野田くんがご当地隊長として仕切ります。

彼は彼なりの想いがあり、私たちと同じ地域を想う気持ちも感じ、また当地だからこそ地域に埋没してしまいそうな価値に「もったいない」と感じる第三者の目線も持っています。

だからこそ私らに関わり、地元の人に「感じてもらう機会」にしたいとがんばっています。



ぜひ、お時間を作って見てほしいと思います。




今年は2種類の一味。

2018年11月11日 | 農家ブランド


今年の秋は温かい。まだ霜はおりず、なかなか進まない畑の片付けにはありがたい天気が続いてます。




今年はいつもの「鷹の爪」に続いて、昨年変異で出来た「よっちゃん鬼辛」も大量。

枝が弱いので来年は工夫が必要だなぁと思いつつ結構採れた。ものすごく辛い。

今年はこれも粉にひいて販売したい。




日中はさておき朝晩は冷える。となれば鍋が美味しい。

市販のタレの味がどうも好きになれずやるときはほぼ水炊き。で、ポン酢。





昨年「ゆず一味」を作りたくてご縁が出来た県南・亘理の高野りんご園さんからゆずを買いました。

皮の乾燥が難しいので「ゆず一味」は当分諦めます。とはいえ一応薄く皮剥いて冷凍。

昨年絞った柚子酢が美味しくて、よっちゃんなんばんとまぜてもいいし、お弁当にも使えるのでそれが欲しくて。

15キロで皮むきから半日。約2リットル絞れました。

大事に使います。


絞りきった実ももったいないので、、、皮付きより保温効果ないでしょうが風呂で使います。

ゆず、いいです。


むなしい収穫作業。

2018年11月03日 | 農家ブランド


くるみ豆、今年の収穫作業終了。

とってもむなしく、怒りもかかえ、情けない時間でもありました。。。

ここまで順調に来ていたのに、瞬く間に、またしてもケモノに一反ほぼ食べつくされました。



それでもタネ分だけでも・・・と残り鞘の少ない苗を刈り、集める作業のなんと虚しいことか・・・。



もうそこいらじゅう、、門口付近までイノシシ跡に囲まれてるような状態の中だったけれど、大豆にかぎってはシカ、か、イタチあたりか。

がっかりしすぎて言葉もない。。。



親父も裏の畑のキャベツもマルチごとイノシシに散々にやられたと嘆く。



来年は徹底的に戦います。






at GAIA 2018

2018年11月01日 | 農家ブランド


先週末は東京。卸先であるGAIAのOpen倉庫へ昨年に引き続き出展してきました。







都内に店舗はありますが、本体の倉庫は神奈川伊勢原にあり、一年に一回開放してお客さんを招き、

我々のような生産者やメーカーも一同に揃います、

昨年は大雨でしたが今年は晴れ!たくさんの人で賑わいました。

今年はシンプルに焼きネギにオリーブオイルと混ぜた「オリーブよっちゃん」で試食をお出しして、大好評でした。

ラー油の試食にメンマ作ってたのですが、イベント最終日の終了時間に荷物が着くという誤算もあり残念でした。


一般のお客さまもそうですが、GAIAのご縁でお店で取り扱ってくれてる小売店の方々にもたくさんご挨拶出来て一年に一度、ありがたい機会でした。



餅つきも2日目に。みんなで食べる玄米もちはうまかった。



近くの農家の方がヤギを連れてきてくれて晴天のもと、子供たち大喜びでした。

こういうところがGAIAならではだなぁと感じます。

一大イベントとあって、GAIAの歴代スタッフもたくさんお手伝いに来てて、こういうのが社風なんでしょうかねー。

組織に属したことはないですが辞めても関われる会社っていいですね。

今回も清水さんには大変におせわになりました。





最終日には岡山からやって来た& breadの池田夫妻とおでん屋さんに招待頂きました。

とっっても上品、出汁の味のみというくらい素材の良さを感じるお店で、コースが進むに連れ絶妙に増していく塩分が素晴らしかったです。

ぜひともまた伺いたいお店です。

どういっていいのか私レベルでは中々行けないお店なのでうまく書けませんが、気持ち良〜く呑ませていただきました。





そして弟のやっさんにもまたまた大変お世話になり、

前泊からイベント後日滞在ラストは待望のゴルフもご一緒出来たのがうれしかった。

竹を割ったような性格そのもののポジティブスイングに引っ張ってもらい、

気持ち良く振り回して走りまくれました。



年一回の楽しい出張が定着しつつあります。

ありがとうございました。






あ!



親父のセリが出荷始まっています!

今セブンイレブンの「セリそば」に載ってます!うまいです!

ぜひ食べてください!