よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

なまたけのことゆでたけのことほしたけのこと。

2020年05月16日 | 農家ブランド

今日からタカちゃん旦那・ショウエイさんも、三陸わかめ船の片付け終わって参戦。

早朝からいたがきイトーチェーン泉店仙台杜の市場で販売頂いてる、

生たけのこ出荷の掘り。

今年は流通番長・坂上さんがルートを作ってくださり、

気づけば3週間、出荷しづつける事ができました。

販売店、お客さまからもたくさん反響頂いて、ありがたい限りです。

一方、いち生産者として考えてきた方向づけに確信がもてています。

まだまだ改善点はありますが、地域の旬を地域の人にとことん味わってもらえるように精力つくします。

量は減るかも知れませんが、うれしいリクエストでぎりぎりまで出してくれ!との声をもらって、

来週火曜、が最終出荷になると思います。


規格を大きく超えたサイズは毎日茹で。

昨夕掘って茹でた筍、海仕事に慣れたショウエイ夫婦が包丁握るとあっという間に皮むきが進み、

カミさんと私で加工場で瓶詰め水煮作り。

KUROMORIから注文頂いた量に追いつくべく追い込んでますが、、、どうなるか。

質、次第で続けます。

こればかりは生で判断できるもの、茹でてみないとわからないのもありなので、

要望に応えられるだけ。




瓶詰めの整形で切り落としたものは塩漬けに。

昨年地元の学校給食で使いたい!という声をもらったので、

子どもたちにも筍の旨さを伝授すべく漬け込み。

プラの大タル何個か買って満杯。

もったいないので使ってない木樽を洗って使い始めました。

もうかなりの量着けています。


竹編みに触れ始めたのはこれがキッカケ。

タガ、という木樽を締めるものを作りたい。

木樽は使われないとすぐにこのタガがダメになります。

昔は職人いましたが、絶滅状態。

なんとか自作できるようになれれば。



午後は第三幕メンマ編始動。



茹で用のたけのこの上に積んで帰ってきました。

「今日は練習だから少しね!」と言ったのに、取り始めると自分もですがこれもこれもになっちゃう。


メンマサイズにカットして茹であげて発酵させて乾燥します。

実はメンマが一番収穫に手がかかります。

筍は大きくなると皮がつるつる、そして大きいので一本が重い。

平坦な竹林なら違うでしょうが、一度に運べる本数は少量。

そっからの手間も時間も凄い。

でも可能性は大いにあります。

国産という付加価値、農家としても選択肢が広がります。

そこがうまいことつながると、荒廃竹林も減り、産地が活気づく選択肢だと考えてます。

安くはないですが興味あるラーメン屋さんを始めとする飲食店、に今年は使っていただく機会を作りたい。

農家には知ってることは教え、うち一軒ではたかが知れてるので地域で共有して拡がれば面白いと思っています。

そんなことを豊作の今年は真剣にやりたい。

そんな干しタケノコについてはまた後日じっくり書きます。

【よっちゃんメンマ】として、いよいよ販売できるか、これからです。




いろんな作業転換期が重なり、考えていた段取り通り回らずとても疲れました。

せっかく訪ねてくれたお客さんにも対応できず失礼する場面もあり、不甲斐ない一日。

ゆっくり寝て明日から仕切り直します。


明日は頼もしいボランティアスタッフも参戦で心強い。

あと半月、なんとか乗り切ります。






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