よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

第一回【ガサガサ探検隊 in 岩出山】始動っ!

2012年08月12日 | 農家ブランド

天気が一番の心配事でした。晴れて何より。全て良し。

ものすごく実りのある一日でした。

テレビを通じて「やってみよう!」と中本賢さんと意気投合した第一回。
子供だけで24,5人の参加で大好評!の一日でした。

スタートは「ザリガニ釣り」
その辺から拾った”さお”にタコ糸を結び”するめ”をエサに釣りまくりました。

今回、中本賢隊長が頼もしい助っ人を5人引き連れてきてくれました。
釣具屋フィッシャーマンからのプロ集団。
隊長同様川の生き物に詳しい釣りのプロ達。







糸、餌付けから習いながら。。。



釣り上げ一番手は私の甥っ子でした。。。





みんないい顔しています。

続いては隊長の”オハコ”ガサガサに突入!




夢中になるあまり、足をとられて転んでグチョグチョになるものも続出!だが、、、それがいいっ!



場所をメイン会場「江合川」に移し、川で遊ぶ。
安全だけは万全に、隊長指導でライフジャケットを身につけた隊員たちがはしゃぎました!




偶然、地元の「江合川漁協」さんの鮎の放流に出くわし、つかみ取りまで体験させていただきました!






昼に差し掛かったところで大活躍は我が同級生のA田氏とお馴染みヒヨッコ農場長!


屋外、鉄板でゴーカイに「焼きそば・目玉焼き載せ」を大盤振る舞いして楽しみました。大好評であっという間。

やんちゃ坊主は採ってきたザリガニを焼いて喰ってました!



んでもって締め。これをやらないとただのお遊びになっていまいます。
隊長・中本賢さんの「ガサガサ探検・釣果(?)講義」。


これがとても良かった。


採った生き物を全て解説してくれて、その生き物が住んでいるということの”豊かさ”を、
ユーモアたっぷりに熱弁してくれました。
一緒に参加して居た親御さん達も「へー」という声が漏れるほどの貴重な時間。



ラストに、片付け終わりのメンバーで記念撮影。



中本さんは言いました。

「とりあえず今はこれでいいから・・・」
というだけでは田舎は荒んでいくだけ。
そんな大人に子供が憧れるか!?
俺もこの仕事を継ごう!という気持ちになるか!?

地元唯一の価値観があるんだから、それを活かして価値を作っていかないと、
そしてそれを次世代に伝えていかないと、田舎の本当の価値は埋没してしまう一方だぞ!!なんと、もったいない。

だから、今こそ「自分たちの価値観で豊かになるんだぃ!」という現役”アンポンタン”が立ち上がる時。

商売なんでも必死な人は大まじめに取り組んでいる。。それは間違いない。

けど、大真面目だから人は見てくれて面白がってくれるかといえば、それは違う。

作ろうという価値が間違いなく”マジメ”であるからこそ、

その過程に入るエッセンス”あそびゴコロ”が魅力を作り、人を引きつけ、価値を一緒に作ってくれる。

今回で言えば純粋に子供が関われる遊びの部分と、大人も吸収できる学びの時間が見事に同居しています。


これまで見聞きした色ーんな市町村でやる「わが町プロモーション」に決定的に掛けてしまうのはまさにココ、だと私は思う。


中で特に印象的で、もっとも同感できるのは

「間口はでっかく、ヤルことは一歩づつでいい」という言葉。

私も色々と云われることが、時にあります。

けど、間口はデカいほうが融通が効くんです。発想や動きに幅が出る。

それが動かない人にはまったく”伝わらない”。これは言っても伝わらない事ですが。。。

現状維持ではダメだと思っているからこそ、なんだけどねーと殊更震災後は思っています。




今回のトライアルはものすごい大成功!
これを活かしてしっかりと継続できる形を、自分だけではなく仲間にも助けられながら探そうと思います!

次回は秋! テーマは昔やった ◯ ◯ ◯ 採り !? を予定。





中本さんはもちろん、一緒に来て下さったKHBTさん、Yさん
はじめ、プロ釣り集団フィッシャーマンの方々。
そしてスタッフとしてフォローしてくれた同級生のA田くん、めんどくさいから青田くん、とヒヨッコ農場長。
一般参加してくれた子供たち&保護者達。
そして一番はもちろんカミさん。

みんなのお陰で大成功!ありがとうございましたー!