夜に古川のクリニックへ。クリニック誕生6周年の記念日。
海山のメンバーがカカリツケだったのを機に知り合い、
復興プロジェクトスタートの際にもお手伝い頂き、
さらには私自身のカカリツケになりつつある素敵なクリニック。
そこで 南三陸の元気かあちゃん、
松野さんと再会。
彼女が沿岸部で体験した事、そして今の南三陸の事をお話にやってきたのだ。
仕事を抜きにしては、久しぶり。
震災後、このクリニックでは沿岸部へ何度も医療支援、メディカル支援で現地入りしていて、
松野さんとはその際に出会った縁。
その写真をクリニック内に貼ってあったのをまったくの偶然に発見。
仕事を通じては10年以上になるけれど、まさか別の縁でつながるとは思っていなかった。
ご自身、重度の病と闘いながら、
沿岸部の復興の為、現地の自分自身が張り切んないと!
と、現地の
「福興市」ではもちろん、あちらこちらのイベントでも元気を、
そして南三陸の思いを拡散しつづけています!
でも、
いつも強気な彼女が今夜言いました。
「今日、呼んでもらって良かった。
話が出来て、久しぶりに"泣ける場所”が出来た。ありがとう」
言葉が出なかった。
もうすぐあれから4ヶ月。
ニュースでは仮設も出来て…なんて脳天気なことが表面的に伝えられてるが、
現地の日常はとても過酷で、「何も変わっていない」とのこと。
そこで、復興に必死。毎日必死。
泣く余裕すらないほどに。
なんといえばいいのか。
またここで彼女と関わりが出来たのは、きっと意味がある。
復興支援はもちろんだけど、彼女へのこれまでの恩返しの時間が、これからなのかもしれない。