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アトリエ個展シリーズVOL1『山下淳代展』

2019-01-06 06:15:51 | 文化・スポーツ
 西脇市岡之山美術館では、アトリエ個展シリーズの第1弾として『山下淳代展』が、12月23日~1月20日の会期で開催されています。私も案内をいただき、年末でしたが12月28日に見学してきました。



 雪が舞い散る寒い日でしたが、『山下淳代展』を見て、気持ちが温かくなってきました。
 山下淳代さんは、1958年生まれで、現在神戸市に住まれています。繊細な水彩画を描き続けられ、1995年第42回明石美術展市長賞を受賞されたのを始め、各種の美術展で入賞されています。岡之山美術館のサムホール大賞展でも、2017年に入選されています。個展やグループ展を開催するなど、精力的に活動されています。



 今回の作品展では、水彩画22点が展示されています。うづらの卵を描いた『予感』、『リンゴころころ』、『マンゴスチン』、『梅雨』、『からすうり』などは、季節感を感じさせ、動植物の生息を感じさせてくれる作品です。
 『江井島漁港』や『宗田造船所』は、そこに住む人々の生活を感じさせる作品でした。『かくれんぼ』は、池に浮かぶハスの葉の中に隠れているカメを見事に描いていました。



 『寒い日』(平福)、『好日』(湯郷)、『道草』(湯郷)の作品を見ていると、山下さんが写生旅行に出かけられ、気に入った場所でキャンパスに向かって描かれている姿を思い浮かべました。
 どの作品も、温かさを感じる作品ばかりで、見ていて温かい気持ちになりました。
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