東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

東日本大震災10周年

2021-03-13 06:42:24 | プライベート
 3月11日(木)、東日本大震災が発災して10年目です。
 東日本大震災で亡くなられた皆さんのご冥福を心からお祈りします。また、被災された皆さん、今なお避難されている皆さんに改めてお見舞いを申し上げます。行方不明の方々も沢山おられます。1日も早く家族の皆さんとお会いできるよう祈念しています。
 私自身は10年が経過したのを早いなと感じていますが、被災者の皆さんはこの10年をどう受け止められているのでしょうか?
 私は東日本大震災が発災した時、県議会議員選挙の真っ最中でした。テレビの映像から流れてくる津波の状況、被災の様子、福島原発の放射能汚染により故郷を立ち去らざるをえなくなった人々、テレビを見ながら涙がこぼれて仕方がありませんでした。このまま選挙活動を続けてもいいのかと悩みました。講演会として、喪章をつけて選挙戦を乗り切ろうと話し合いました。 
 選挙後の5月連休明けに、初めて東日本大震災簿災害ボランティアに行きました。津波による被災地の悲惨な状況を目にし、自分ができることを少しでもいいから頑張ろうと心に誓いました。それから、西脇市の友人たちの毎年災害ボランティアに出かけました。バザーも行い、見舞金や衣服等も届けました。



 昨年8月初めに、10回目となる東日本大震災災害ボランティアに南三陸町や石巻市等へ行ってきました。海岸線に建設された10mもある防潮堤、高台への住居移転、漁業基地や市場の建設、高速自動車道の整備などなど、ハード面では大きく復旧されてきているように見えました。



 ただ、被災者の皆さんの多くが、帰郷できていません。高台に造られた分譲地は、多くが残っていました。福島の人をはじめ、故郷江かえることをあきらめている被災者の方も多くおられるようです。身近な方を亡くした被災者の心の傷は、まだまだ癒されていないように感じました。この未曾有の大災害の傷跡は、今も癒えることなく継続していると思います。
 テレビや新聞などでは、10年の節目にちなんだ特集が多くなっています。ぜひ、10年目の今だけでなく、東日本大震災のことを忘れず、報道を続けてほしいと願っています。
 私たち日本人は、決して東日本大震災のことを忘れてはいけないと考えます。
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