東野としひろ活動NEWS

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西脇市議会第66回臨時会

2019-02-07 06:32:47 | 市議会活動
 2月5日(火)、西脇市議会第66回臨時会が開催されました。
 12月定例会で提案され継続審査となっていた議案第71号「西脇市総合計画『基本構想』の策定についてと、議案第1号西脇市一般会計補正予算(第6号)の質疑・採決を行うためでした。
 2つの議案ともに、全員一致で可決されました。
 西脇市総合計画は、西脇市のあらゆる分野別計画や施策・事業の基礎となる最上位計画として位置付けられています。今回議決された「基本構想」に基づいて、「基本計画」「行動計画」が策定されます。平成31年度予算にも反映されていきます。
 議案第1号西脇市一般会計補正予算(第6号)は、農林業施設災害復旧事業に関する費用計上で、歳入歳出の総額から4500万円を減額し、予算総額を205億1346万4千円とするものです。
 平成30年7月豪雨により、被災した喜多前坂黒田井堰・合山井堰・清水井堰の災害復旧工事費が計上されています。
喜多前坂黒田井堰は、平成29年10月の台風21号により、大きな被害を受けました。そのため、平成29年度と平成30年度の2ヶ年計画で、農林省の査定を受け災害復旧工事に取り組んでいました。当初一般災害指定だったものが激甚災害に指定されたため、国の補助が65%から97.5%の増え、その分地元(市と3ヶ村)の負担が減少しました。
 ただ、平成30年7月の豪雨により、工事途中であった喜多前坂黒田井堰がさらに大きな被害を受けました。再度、災害査定を受けるべく現在も農水省と調整をしています。
 今回、喜多前坂黒田井堰の復旧工事を整理し、平成30年度と平成31年度の2ヶ年で行うべく予算が組まれています。平成30年度補正予算における工事請負費は、喜多前坂黒田井堰がマイナス5160万円、合山井堰プラス600万円、清水井堰プラス60万円、差し引きマイナス4500万円となります。喜多前坂黒田井堰については、平成31年度分として1億4000万円が債務負担行為として計上されています、
 ただ、平成30年7月豪雨による災害復旧工事費は、予算上一般災害として(邦補助金65%)として、計上されています。3月中ごろには、激甚災害に指定されるそうです。激甚災害に指定されると、西脇市や地元3ヶ村の負担が大幅に減少します。
 2ヶ年にわたる工事であるため、工事完了までに大きな台風が来たり、長雨の危険性がないとはいえません。無事に工事が完了することを心より願っています。
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