東野としひろ活動NEWS

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障害者就労継続支援B型事業所『econte(えこんて)』

2015-04-14 07:04:58 | 福祉・医療
 本年4月1日に、西脇市蒲江の国道175号沿いに障害者就労継続支援B型事業所『econte(えこんて)』が設立されました。



 『えこんて』は、NPO法人「ネクスト」が運営する事業所です。「ネクスト」は、障害者の継続的な雇用の支援と地球にやさしいモノづくりを目指して、平成24年11月に設立されました。廃棄布団を自主回収し、羽毛布団や長座布団の再生、再生綿を使った軍手へのリサイクルに取り組んでいます。現在、障害者就労継続支援A型事業所のネクスト八千代工場、ネクスト中工場、リフレッシュセンターを運営しています。「ネクスト」は、障害者の方が仕事を通じて自己実現する道を支援していくことに重点を置いています。B型作業所は、外へ出にくかった人が外へ出て1日4時間~5時間働く、A型作業所では、最低賃金を受けながら1日6時間半働き、社会保険も加入する。さらに能力給になることで、頑張る意欲がわいてくる。次の段階として、一般就労ができるようになることが最大の目標です。現在、41名もの利用者の方がおられるそうです。



 『えこんて』という名称は、絵コンテから由来しており、障害者の皆さんも、人生の設計を立て、自分は自分のできる役割を持とうという意味だそうです。『えこんて』は、兵庫県の空き店舗活用事業の支援を受け、改修工事を行い、店頭販売スペースも設けています。訓練作業内容は、布団の洗濯、乾燥、軍手の製造、各種製品の組み立てと袋入れ等が予定されています。岸本管理者のもとで、いよいよスタートです。



 また、NPO法人「ネクスト」の坂口理事長の案内で、ネクスト中工場を見学させてもらいました。NPO法人「ネクスト」中工場では、再生綿や新綿を布団袋に入れ、縫い合わせ、布団伸ばし、袋詰め、梱包を行います。機械も活用しながら、それぞれの分業を果たし、順に送りながら、皆さん一生懸命働かれていました。工場には、私もよく知っている青年がテキパキと働いていました。



 西脇市内には、障害者の皆さんが働く場があまりありません。NPO法人「ネクスト」が、障害者雇用とリサイクルに取り組んでいることに、頼もしさを感じています。『えこんて』が、障害者の皆さんが自分の能力を活用しながら働く場としてしっかりと地域に根差していただきたいと願っています。
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